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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第四話 由比大尉!正雪の方じゃないからな!!その八
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 西郷はこの日は子供達と一緒に遊んでいた、達磨さんが転んだをしてだった。
 その後でだ、子供達に遊んだ後で笑顔で言われた。
「西郷さん僕達といつも遊んでいるけれど」
「大人なのにいいんですか?」
「大人は子供と遊ばないですよね」
「うちのお父さんとお母さんは中々遊んでくれないですよ」
「それでもですか」
「私達と一緒に遊んでくれるんですか」
「おいどんは君達と大好きでしかもでごわす」
 西郷は日本手拭で顔の汗を拭きながらだ、子供達にこう答えた。
「幸い時間を用意出来るでごわす」
「だからですか」
「私達とも遊べるんですね」
「今みたいに」
「そうなんですね」
「そうでごわす」
 その通りだというのだ。
「それは君達のお父さん達も同じでごわす」
「同じ?」
「同じっていいますと」
「君達は休みの日お父さんお母さんとどうしているでごわすか」
 問うのはそうした日のことだった。
「一緒にいるでごわすか」
「はい、テーマパークに連れて行ってもらったり」
「夏は海水浴に行きます」
「連休だと旅行にも」
「春や秋にはハイキングも」
「大阪に連れて行ってもらいました」
 皆西郷に笑顔で話す。
「それと同じですか」
「西郷さんが私達にしてくれるみたいに」
「お父さんお母さんもですね」
「僕達と遊んでくれるんですね」
「そうなんですね」
「そうでごわす」
 その通りだというのだ。
「ご両親はいつも君達を見ているでごわすよ」
「いつもですか」
「そうしてなんですね」
「時間があればその時は」
「遊んでくれるんですね」
「皆忙しいでごわす」
 その忙しい理由もだ、西郷は話した。
「君達の為に汗を流して働いているでごわす」
「働いてその休みの時に」
「僕達と遊んでくれているんですね」
「お仕事で疲れていても」
「そうなんですね」
「そうでごわす」
 両親の暖かさをだ、西郷は子供達に話すのだった。
「だから君達は、でごわす」
「はい、お父さんとお母さんにですね」
「いつも感謝の気持ちを忘れないで」
「そうしてですね」
「お父さんお母さんの言うことを素直に聞くんですね」
「そうでごわすよ」
 西郷は優しい笑顔で子供達に話していく。
「そして君達もでごわす」
「僕達も?」
「私達も?」
「やがては結婚して子供が出来たらでごわす」
「僕達の子供に」
「親になれば」
「働いていてもでごわす」
 そうしながらでもだというのだ。
「ちゃんと休みの時は遊ぶでごわすよ」
「僕達の子供と」
「大人になった時は」
「そうしないとですね」
「駄目なんですね」
「そうでごわす」
 これがだ、西郷に言いたいことだった。
「君達はお父さんお母さんに遊んでもらって嬉しいで
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