第1章 双子の兄妹
1-4 禁断の時
禁断の時
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ていう事の方が気持ちいい気がする」
「出す瞬間って、すごい快感があるんじゃないの?」
「なんか……夢中で……」ケンジは恥ずかしげに言葉を濁した。
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「ケン兄って、出してもちっちゃくならないの? まだ、あたしの中でびくびくしてるみたい……」
「そ、それは……」ケンジは顔を赤らめ、腰をもぞもぞさせた。
「もしかして、出してない……とか」
「い、いや、そうじゃない。ちゃんと、って言うか、さっきは確かに出した。いっぱい……出したけど……」
ケンジはますます顔を赤らめた。そして小さな声で続けた。「またイきそう……」
「ほんとに?」マユミはちょっと驚いて言った。「すごいね、ケン兄」
マユミがそう言った時、ケンジは腰を浮かせて大きくなったままのペニスをマユミの秘部から抜き去った。
「え? どうしたの? ケン兄」
「い、いや……」
「もう一度、あたしの中でイけばいいのに……」
ケンジはベッドの上に正座をして静かに言った。
「マユは初めてだったんだろ?」
「うん」マユミも身体を起こした。「あ、ケン兄、ティッシュちょうだい」
「え? あ、う、うん」ケンジは慌ててベッド脇のティッシュボックスを手にとってマユミに渡した。
マユミは数枚のティッシュを手に取り、ケンジに背を向けて少し焦ったように自分の秘部に当てた。
「ご、ごめん、マユ。お、俺の出したもの、漏れてるのか?」
マユミは恥ずかしげにケンジに振り返り、顔を赤らめた。
ケンジは枕元の電気スタンドのスイッチを押した。そして、何気なく自分のまだ衰えを見せないペニスを見た途端、息を呑んで、大声を出した。「マユっ!」
「な、なに? どうしたの?」マユミはびっくりして顔を上げた。
「こ、こんなに血が付いてる……」
マユミは落ち着いた声で言った。「当たり前じゃん。初めてだったんだもん」
「お、おまえめちゃめちゃ痛かったんじゃないのか?」
マユミは呆れたように言った。「もう、ケン兄、しつこ過ぎだよ。何度も訊かないで」
「だ、だって、おまえ……」ケンジは泣きそうな顔になっていた。
マユミはケンジに近づき、そっと腕をその逞しい胸に回してきゅっと抱いた。そして耳元で囁いた。「心配しないで、ケン兄。あたしは平気。大好きなケン兄があたしの中に入ってきた、って事だけでもすっごく幸せで気持ちいいんだから」
「マユ……」
「ねえ、ケン兄、もう一度イきたいんだったら、あたしの中に来て、出してもいいよ、もう一回」
「えっ?!」
「入れたいんでしょ? また」マユミは悪戯っぽく笑った。
ケンジはしばらく固まっていた。そして彼の中心にあるものは、大きく脈動していた。
マユミは再びベッドに横たわり、灯りを消した。
「いいよ、ケン兄」
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