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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos35特別技能捜査課〜Interval 4〜
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メントだということを、君が誰かに口外しないかどうか、だ』
権威の円卓以外のメンバーで俺の弱みを握っているセラティナは正に目の上のたんこぶ。口封じをする必要がある場合は手は抜かない。
「『・・・それだけは必ずお守りします。ガアプ課長からも厳命されてますし。安心してください。だから、あの・・・』よろしくお願いします、ルシリオンさん」
右手を差し出してきたセラティナに「ルシルで結構だ、セラティナ三等空士」と彼女の握手に応じると、セラティナは「ごめんなさい。私、二等空士になりました」と言い難そうに訂正してきた。
「では改めて。八神ルシリオン・セインテストだ、セラティナ二等空士」
「はい、よろしくお願いします、です♪」
ああ、やはりアリスだな。懐かしさで涙が出そうだ。セラティナと微笑み合っていると、オフィスに通信が入った事を報せるコールが鳴り響いた。ガアプ一佐が「はい、特別技能捜査課」と応じる。
『運用部総部長、リアンシェルトです。春よりそちらに配属になる八神家の他にもう1人、配属になるからよろしくお願いします』
モニターに映るリアンシェルトの顔、そして声に体が強張る。リアンシェルトとガアプ一佐の会話に聞き耳を立てていると、「あら。彼女もうちにくれるんですか?」ガアプ一佐の声が弾んだのが判った。
『彼女自身と次元航行部のアースラスタッフ・リーダー、ハラオウン提督からも推薦でもありますから』
ガアプ一佐の前にリアンシェルトの映るモニターとは別のモニターが展開。そこに映し出されたのは「シャルちゃんや!」はやての言う通りピースサインと満面の笑顔を振り撒いたシャルの顔、そのアップ写真だった。
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