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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos35特別技能捜査課〜Interval 4〜
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ですか?」
敬語に直したヴィータにガアプ一佐たちが苦笑する。ヴィータのタメ口については何も思ってい無いようだが、仮にも今後は俺たちの上司になる女性たちだ。ヴィータには今後も敬語を使うように言っておかないとな。はやてに頼んでおけば解決するだろう。
「一応、特別捜査官である私たちの魔導師・魔力ランクはA以上よ」
そう答えた課長ガアプ一佐は魔導師ランクAAA、課長補佐ナージャ一尉・トゥーリア一尉はAAA-、クララ准尉・テレサ一士はAとの事だ。武装隊の隊長クラス同等、それ以上の魔導師ランクを持っているのなら、そうそう危ない目には合わないだろうな。
「でも単独捜査限定ってわけでもないよ。陸士部隊との共同って時もあるし、協力要請も出来るし。年少組のセラティナはよく協力者を得て捜査をしてるし」
結界術師、セラティナ・ロードスター三等空士。かつての俺の戦友であった結界王アリス・ロードスターの転生体だ。前世と同様、彼女は単体戦力としては弱いようだ。
「つまりは執務官みたいな感じなんですね」
ガアプ一佐やクララ准尉の説明を聞き終えたヴィータがと納得した風に頷くと、「執務官ほどのオールマイティな権力はないけど」ナージャ一尉が執務官と捜査官の違いを説明する。捜査官はあくまで事件・事故の捜査、そして被疑者の逮捕までの流れ。だが、執務官はそれだけではなく法の執行の権利を持ち、現場局員への指揮権も有する。法務関連の仕事も職務に含まれることが大きな違いだ。
そんな話をしながらはやて達が来るのを待つ。途中、第零技術部のウーノから、はやてとリインフォース、ザフィーラを向かわせるという通信が入り、彼女たちが来るまで今度は俺たちに話せる内容を吟味して話してまた時間を潰していると、「ガアプ課長。セラティナ、戻りました。それと、御来客であります」セラティナを先頭にはやて達が入室。
「お待たせしました、ガアプ一佐。八神はやて、八神リインフォース、八神ザフィーラ、到着です」
「お帰りなさい、セラティナ。そしてようこそ、八神はやてさん、騎士リインフォース、騎士ザフィーラ」
こうして八神家も勢ぞろいしたことで、春からここ特別技能捜査課へ配属するための手続きを行いつつ、はやて達にも自己紹介を行うガアプ一佐たち。それを眺めていると、『あの・・・』念話が入った。声の主はセラティナだ。
『仕事とはいえ、あなたのことをハラオウン提督の許可なくガアプ課長に伝えたのは・・・その・・・』
かつてのアリスの在りし日を思い起こすような弱々しい態度を取るセラティナは、両手の指を組んでもじもじしている。
『まぁ、いいさ。そのおかげでこの部署に配属することが出来た。ざっとガアプ一佐たちと話したが、良い女性ばかりだ。唯一の気がかりは、俺が死んだとされるテスタ
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