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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos35特別技能捜査課〜Interval 4〜
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「ねえねえ、みんな古代ベルカ式魔法の騎士ってホント!?」
「うわぁ、すっごい髪の毛サッラサラ! 色も銀色って超レアだし!」
「ヴィータちゃん、魔力ランクがAAA+もあるんだって? すごいね!」
「さらに紅と蒼の虹彩異色と来た! 写真で見るよりすっごい綺麗!!」
「はやてちゃんやルシリオン君に至ってはSランク超えなんだよね!? すっごー!! しかもレアスキルだけじゃなくて固有スキルまで!」
テレサ一士が俺の髪を解いたり結んだり目を覗き込んだりし、クララ准尉が俺やはやて、ヴィータのスペックに驚き続ける。そんな中で、「あの、課員さんはこれで全員なのですか・・・?」シャマルがそう訊いた。
「いいえ。特別技能捜査課の課員は全部で13人。八神家のみなさんが加入することで19人ですね」
テレサ一士と同じように俺の髪を「羨ましい・・・」と漏らしながらいじり始めたトゥーリア一尉がシャマルに答えると、「思ったより少ねぇんだな」ヴィータがそう言った。
「仕方がないと思うわ。固有スキルはもちろん、レアスキルの持ち主も少ないから」
「他の部署にはまぁ他にレアスキル保有者が居るけど、私のように転属する局員ってかなり珍しいしね」
ナージャ一尉に続いてそう言ったルミナも元は航空武装隊所属の空戦魔導師。なんと武装隊に着任してからの任務執行回数3回にて、破壊神、の通り名を持ったのだそうだ。そんな奴が何を思って武装隊から捜査部に転属したのかは判らないが、その道を選んだことで俺は奴とこうして顔を合わせ続けなければならなくなった。どうか変なことが起きませんように。
「それじゃあ他の課員さんは仕事中ということで・・・?」
「ええ。各自のスキルが必要とされる事件が発生した場合、各次元世界の地上に降りて捜査を行うの。基本はバラバラだけど、中には組んで捜査を行うこともあるわ。八神家のみなさんにはチーム捜査が基本的な活動ね」
そう、俺たちパラディース・ヴェヒターははやての側に控える騎士だ。はやてが特別捜査官としての任務中、俺たち騎士は彼女の補佐を行う。そしてはやてが休暇などの際は、シグナムとヴィータは航空武装隊へ、シャマルは医務局へ、ザフィーラはシャマルの護衛、俺は・・・権威の円卓の指示に従って色々な場所へ飛ばされるだろうな。ま、先の次元世界でも研修という名目の下、クロノの指示に従って飛ばされていたから問題はない。
(あー、また無限書庫で働きたいなぁ〜)
あそこは良かった。紙の本の手触り、匂い、どれも俺の心を満たしてくれた。ま、大整理処理は地獄だったが。それでも俺に一番合った職場だと思っていた。
「でもさ。レアスキル保有者っつっても危険な事件ん時とかでの単独捜査は危なくね――じゃなくて、危なくない
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