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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos35特別技能捜査課〜Interval 4〜
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会える時間があると、よく話をしているよ」

そんなチンクさんの話を聴きながらわたしらは無事に目的地、捜査部フロアに設けられてる特別技能捜査課のオフィスに到着することが出来た。扉の前には1人の女の子が立ってる。直接会うんは初めてやな。セラティナ・ロードスターちゃん。
チンクさんとの別れ際、「あとはセラティナに任せよう。では私はこれで失礼するよ。頑張ってくれ」握手を求めて来てくれたから、「おおきにありがとうございました、チンク准尉」わたしは一度敬礼してから握手に応じた。

「っ。ふふ。ああ、はやて捜査官。騎士リインフォース、騎士ザフィーラ。またいずれ」

そうしてわたしらはチンクさんと別れて、「お待たせしました」の側へと向かう。

「ようこそ、特別技能捜査課へ。八神はやてさん、騎士リインフォースさん、騎士ザフィーラさん。同課所属のセラティナ・ロードスター三と――コホン、二等空士であります」

わたしとリインフォース、セラティナ二等空士で敬礼し合った。

†††Sideはやて⇒ルシリオン†††

三が日を無事に終え、俺たち八神家は春から勤め先になる本局捜査部・特別技能捜査課への配属するための最後の手続きを行うため、本局へとやって来た。で、捜査課へのオフィスへ向かう前に、はやて、リインフォース、ザフィーラと別れた。
俺とシグナム、ヴィータ、シャマルの4人は捜査課のオフィスへ、はやて達は“夜天の書”の開発を頼んだスカリエッティの第零技術部へ。大晦日、“闇の書の欠片事件”で中断していた“夜天の書”の解析を行うために。

「あら、あの子・・・、アルテルミナスちゃん、だったかしら・・・?」

オフィスと廊下を隔てるスライドドアの前、終極テルミナスの転生体――アルテルミナス・マルスヴァローグがポツンと佇んでいた。そして「お、来た来た。こっちだよ」俺たちに気付くと大手を振ってアピール。

「ようこそ、特別技能捜査課へ。ルシリオン、騎士シグナム、騎士ヴィータ、騎士シャマル。・・・で、え〜と、八神はやて、騎士リインフォース、騎士ザフィーラは、ドクターのところに行っているんだっけ? さっきウーノ二尉から連絡来てたよ」

俺だけ騎士という敬称が付いていないことに少々疑問を抱きながらも「はやて達が居ないことに対する説明をせずに済んで助かるよ、マルスヴァローグ空曹長」はやて達と別行動を取っている説明をしないで済んだことにホッとした。

「あーそうそう。これからは同僚になるから、ルミナって呼んで。階級も省いて結構だよ。・・・ウーノ二尉とうちの課長――ガアプ一佐って10年来の友人らしくてね。だからお礼を言うのは私じゃなくてガアプ一佐にお願い。じゃ、入ろうか。課長や他のメンバーが首を長くして待ってるよ」

そう言って踵を返しスライドドアを開
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