第4話 旅行に行くなら暑い国と寒い国、どっち派?
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を崩してしまうのさ」
「あれもその"種"が原因だったのかよ!
どうりで今まで味わったことがない辛さだったのかぁ」
「私がアスラの看病ずーっとしてたんだよ。お礼は?」
「ありがとな、マリちゃん」
「えへへ どういたしまして♪」
ラブラブだなぁ〜〜〜〜と迅は思った。
そして、話を続けた。
「できた"鎧骨格"は別次元で常にその生物と同じ動きをしていて
どのような体勢でも換装できるようにしてあるんだ。
だから、次に敵が来たら試してみるといいさ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ガシャシャン!!
猛スピードでアスラの身体に"鎧骨格"が換装された。
そして一瞬でハエ型"侵略虫"に近づいた。
「嘘だろ!いつの間にッ!?」
ー三度回想ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あぁ、アスラ!最後に一つだけ」
「‥‥‥‥‥‥ん?」
マリーは先に自分の部屋に戻っていた。
しかし、アスラは迅に止められた。
「なんだよ‥‥もうオレ眠くて明日には忘れてるかも‥‥ふわぁぁ〜〜」
「いや、本当にすぐ済むから」
「‥‥なら‥‥‥」
迅は真顔でアスラに言った。
「"鎧虫"や"侵略虫"には"増殖器官"が点在してるが
"鎧人"には1つもない‥‥‥‥なんでだと思う?」
「‥‥‥う〜〜ん‥‥」
もうほとんどアスラは寝ていた。仕方ないので迅は答えた。
「‥‥‥全身が"増殖器官"だからさ」
「え‥‥‥!!?」
アスラはそれを聞いて眠気が空の果てまで吹っ飛んでいった。
「だから少なくともこれから現れるザコ共に
アスラは絶対に負けない‥‥‥‥‥自信持って戦えよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アスラは"日本刀"を引き抜き‥‥‥‥
ザクククククッッ!
ハエ型"侵略虫"を6個に斬り分けた。
「つ‥‥強すぎる‥‥‥ガハッ‥‥‥」
ハエ型"侵略虫"は息絶えた。
アスラも"鎧骨格"の換装を解いた。
「まったく引っ越す準備してんだから邪魔すんじゃねーよ」
「アスラぁ〜〜!用意できたってよ〜〜〜」
マリーが大きなバックを背負って出てきた。
「やっと修理し終えたのにな‥‥‥‥」
「掃除も昨日終わったのよ!」
「すいません‥‥‥‥」
ハロルドとクレアの愚痴に
迅は大きく頭を下げた。
「でもまぁアスラと迅さんだけで旅に出ちゃったら私達が危険だって
心配してくれてるんならしかたないわね‥‥‥」
「そうだな‥‥」
どうやら迅は2人を説得できたようだ。
「でも今からどこに向かうんだよ」
すでに納得しているホークアイは
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