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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第57話 追い詰められる戦場
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す。だけど必ず返しに来てください!!それに話したい事もあります!!絶対に帰ってきなさい!!』

そう言って後ろを向き、進むカリム。

『………ったく、あのバカは。俺がログスバインって名乗ってたのは何年前だっての………』

そう言いつつ思わず笑みがこぼれるバルトマン。
振り向き際に見えた涙には何も言わない事にした。

『バルト・ログスバイン、行ってくるぜ………』

カリムの後ろ姿を再度見た後、バルトはゆりかごへ向かった………




















「命令………だからな………」

目の前に見えた扉に入り、しっかりと地面に立つ。

「ようこそ、バルトマン・ゲーハルト………」

部屋は大きな空洞の様な場所で柱が規則的に並んでいる以外特に何も無い部屋だった。
そしてその部屋の中心にクレイン・アルゲイルが嬉しそうに立っていた。

「さて、君とも付き合いが長いが、もう君の利用価値も無くなった。今までありがとう、最後に私の最高傑作のデバイスの試運転に付き合ってもらうよ。バルトマン」

そう言ってバルトの答えを待つクレインだったが、その答えは思っていたものと違っていた。

「いいや、違うね」

そう言って家紋をクレインに向けた。

「俺は………バルト・ログスバインだ!!!!」

大きな声で宣言し、デバイスを展開させ、クレインに向かって真っすぐ突撃した………
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