第3章
月光校庭のエクスカリバー
第73話 それぞれの決着
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えよ。あいつらは分からねえけど」
「……ふん。お前もずいぶんあいつに感化されたんじゃねえのか?」
「ふっ、否定はしねえよ。存外悪くもねえし」
「……そうかよ」
「ま、あいつの魅力は深く付き合わねえと分からねえよ」
「……だとしたら一生分かる事は無いだろうな。悪魔と深く付き合うとか冗談じゃねえ」
「そうか。それは残念だな」
なんて事を話していると、俺達はイリナの下に到着した。
イリナは気を失っていた。
「確かお前らは治癒力が高いんだよな。どれぐらいで動けるようになる?」
「……当分掛かるな…」
「……そうか。動けるようになったら二人を連れてイッセーの所に行け。アーシアが治療してくれるはずだ」
「……お前はどうするんだ?」
「残りの奴らを探す」
「……そうかよ。なら…」
その後、借りを返すと言ってベルって奴の戦闘スタイル、奴の持つ黒十字具(ブラック・クロス)、そして能力とも言える体質の事などを聞かされた。
奴の高速自己治癒能力はかなり厄介だな。
致命傷を負っても死ぬ前に治るとなると、奴を倒すには即死攻撃しか無いと言う事になる。
しかもそれを簡単にやらせないほどの強者ときたか。
それを聞いた後、イリナ同様二人の応急手当をし、残りの奴らを探しにその場から発つ。
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