リリカルなのは
俺の戦闘機人がこんなにかわいいわけがない
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
のだ。
俺の家で暮らさないか、と。
そのとき、はやては何て答えたか。
『ドクターの家?だって、ドクターは帰る処ないんやろ?なら、うちに居ったらええ』
帰る場所のない根無し草だった俺にとって、そのセリフは衝撃的だった。
両親を失った直後だというのに、気丈に振る舞う姿に感銘を受けた。
結局、これがきっかけで、スカリエッティ一味は、八神家に居候することになったのだ。
「そや。わたしたちがこの家で暮らし始めた日を、ドクターの誕生日にしたんや」
「『俺はこの家で生まれ変わる』って、ドクターは言っていたからな」
得意顔なはやてに続き、チンクが補足する。
そのあと、眠そうなはやてを寝かしつけ、久々のナンバーズ勢ぞろいで、盛り上がった。
思えば、彼女たちもずいぶん人間らしくなった。
昔ならば考えられない光景である。
だから、あえて言おう――
――俺の戦闘機人がこんなにかわいいわけがない!
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ