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機神呼嵐デモンベイン
第三部『TAKE ME HIGHER 〜機神咆哮ッ!ブラックロッジに反撃の狼煙だゾ!〜』
第9話「修行は用法用量守ってやりましょう」
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うとしてバランスが崩れる。何事かと思いきや片方の羽が崩れ紙片に戻ろうとしていた。
「ちょお!?何でだ!!!?」
「集中力が足りなかったようだな。・・・多分落ちるぞ汝」
「何人事みてーにいってんですかァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!?やべーぞコレ!対処しようにもできねーし、詰みゲーじゃねーか!!!」
「チェストォォォォォォォォォォォォォォ!!!」
 暢気なことを言っているアルにツッコミを入れるオラ。そこへ、ナイトゴーントの一閃が迫る。この状況では回避できないできにくい!
「く・・・そがァッ!!!」
「ぬおっ!?」
 半ばヤケクソで蹴りを放つ。運が良かったのか、蹴りは刀が当たる前にナイトゴーントの顔面にめり込む。と同時に、バランスを失い落下。
「どああああああああっ!!?」
 そしてそのまま、コンクリートをぶち破りビルへと落下した。幸い、片方の翼で体を保護した為大事には至っていない。
「・・・でも、痛いもんは痛いんだよなぁ・・・。お?」
 起き上がり、周りを見てみるとそこはどっかの会社のオフィスだった。書類が舞い散りそこのサラリーマンとかOLが唖然とした顔でオラを見ている。
「・・・あー、いや、あのですね。怪しいものではありませんよ」
 咄嗟に弁解しようとするオラ。そこへ、再びナイトゴーントが襲ってくる!
「貰ったぞ!」
「ぬおわっ!?」
 ヤツの剣閃を紙一重で避けるも、避けきれず剣が腹部を掠る。
「ふっ・・・どうした?もう降参か?・・・なら私の尻を舐めろ」
 そう言って、ナイトゴーントはケツを突き出して挑発する。・・・はっきり言って、ウザイ。そのウザさでオラの怒りがMAXに達した。
「こ・・・の・・・ブタがァァァァァァァァァァ・・・トンカツにして喰ってやろうかァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
「やれやれ・・・本当に頭に血が上りやすいのだな汝は。後、ナイトゴーントは妾のページモンスターだから食えんぞ」
 そういって、ナイトゴーントに駆け出すオラにアルはそんなツッコミを入れたのだった。


―Side Out


 神之介達が居るビルから3kmほど・・・。常人では全く視認出来ない距離であるにも係わらず、その影は神之介達を見ていた。それは白い影だった。それは白い天使だった。そう、メタトロンである。
「・・・」
 仮面の下に表情を隠し、その瞳は神之介を見ていた。


―Side 神之介


「糞がッ!!」
「ほ〜れほれほれ、どうした?」
 ナイトゴーントに駆け出すも、あっさりと翻弄され防戦一方となってしまった。かなりいい気になりながら、オラに猛攻のラッシュを仕掛ける。
 何とか、反撃を食らわせてやりたいが・・・攻撃が激しすぎて反撃が出来ない。
「つま
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