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機神呼嵐デモンベイン
第三部『TAKE ME HIGHER 〜機神咆哮ッ!ブラックロッジに反撃の狼煙だゾ!〜』
第9話「修行は用法用量守ってやりましょう」
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?つか、ぶりぶりざえもんって言いかけたな?」
「そうだ。後、パクリではないぞ。これはナイトゴーントを模したものだ」
「何処が?普通ナイトゴーントって言えば真っ黒な悪魔みたいなもんだけど?これ思いっきりぶりぶりざえもんじゃん、オラの描いたキャラクターじゃん。訴えてやるゾ」
「ぶりぶりざえもんではない、ナイトゴーントだ。後、授業料は100億円な」
「高けーよ。お前絶対ぶりぶりざえもんだろ!キャラ思いっきり同じじゃねーか!」
 アルとのコントに水を差してきたぶりぶりざえもんもといナイトゴーントにツッコミを入れるオラ。もう、こんまんまだと埒が明かないので次へと進めてみる。
「んで?実践を積んでもらうって言っても、こんな場所で戦えってか?落ちたらどうすんだよ?」
「飛べ」
 ・・・随分あっさりと言いますな。そんなオラの心情を察してか、アルが続ける。
「前にも言ったとおり、マギウススタイルの翼は飛行可能だ」
「ンな事は分かってるけどよ。アレ、どうやって飛ぶんだ?」
「一つ言い忘れていたが・・・もう始まっておるぞ」
「答えになってねぇんだけど・・・っておわぁ!!!?」
 アルの言葉と共に、ナイトゴーントが千歳飴の刀を手にオラに襲い掛かってきた。それをバックステップで回避した。
(あ・・・そういや、ここって)
 その瞬間、ここが何処だかを思い出して下を見る。下には足場なんてない。・・・つまり、だ。
 足場がない→マギウスでもない限り重力に逆らえない→落下→\(^o^)/オワタ
 ほらこんなもん。
「あ”あ”あ”あ”あ”ああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
「あ、お兄ちゃんが落ちた」
「ったく、世話が焼けるのう。神之介ッ!!!」
 重力に引かれてまっさかさまなオラにアルが猛スピードで迫る。そして、次の瞬間オラはマギウススタイルへと変身した。だが、状況は依然変わらない。
「変わったのは良いけどよ!どうすりゃいいのさ!!!?」
「それをなんとかするのが汝の仕事ぞ!」
 ンな無茶苦茶な!と言いたいが、そんなところではない。アルの言うとおり何とかしなければDEAD END間違いなしである。それはゴメンこうむりたい。意識を集中させ、術式を紡ぐ。
「飛べッ!!!」
 そして叫んだ。それと同時に、翼が大きく羽ばたく。落下速度が落ちたかと思うと、オラの体は上空へと舞い上がった。・・・そう、オラは空を自由に飛べるようになったのだ。
「よ、よし!飛んだ!飛べるようになったゾ!!!」
「ふむ、喜ぶのはいいのだが・・・」
「肝心な事を忘れてないか?」
 アルではない第三者の声が聞こえてきたので見やると刀を構え迫り来るナイトゴーントが。
(忘れてたぜ・・・、反転して迎げkってアレ?)
 そう思い、体を反転させよ
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