41話
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の時にとんでもない宣言をジェイルにされてしまい、危うく撲殺してしまいそうになりました。
〜回想〜
ジェイルの部屋の前までやって来たのですが、部屋から異様な瘴気が漏れ出ているように感じるのは私だけなのでしょうか。
入らずにスルーしたい所なのですがそう言うわけにもいかないので中に入る事にします。
「ジェイル、中に入りますよ。聞きたい事がありますから。」
・・・・・・中から返事がありません。
どうしたのでしょうか。
自身の持つエヴォリュダーとしての能力を使用してドアのロックを解除しようとしたのですが、勝手にドアが開きました。
ドアのロックは掛けていなかったようです。
そのために、中の様子を窺うと真っ暗な部屋の中で目がむるしく変わる画像とデータ、そして、キーを押す音、そして、時おり聞こえて来る「ククククク・・・・。」という不気味な笑い声が聞こえてきました。
異様な中の様子に何とか振り絞ったジェイルに対する使命感が減退していくのを感じました。
本当にどうしましょうか。
このまま、しばらくの間ほっとく事にしましょうか?
その場合、余計にややこしい事になりそうな気がします。
仕方ないので話す事にしましょうか。
「どうしたのですか?このような暗い部屋で?」
「ああ、戒君か。今、ウプウアウトに起きたの現象のデータを纏めていたところだよ。クックククククク。」
不気味なジェイルの様子に私は少し引いてしまいます。
「どうしたんですか?その様に笑って。(不気味なのでやめて欲しいもですが。)」
「ハハハハハ、私は楽しそうにしていると思っているのかね!」
「じゃあ、どうしたんですか?(不気味に思っているのですが。)」
「ハハハハハハハハハハ、私は今、物凄く悔しいんだよ!今まで私はウプウアウトにの事は全て知っているつもりだったんだ。!それがあのような機能があったとは気が付きもしなかったよ!」
それは仕方ないでしょう。
あそこまで追い詰められることはありませんでしたから。
あなたのテストが常軌を出していようともね。
マシンセルに浸食させた巨大ガジェットを50機程出してくるとは思いませんでしたよ。
「それなのに私はサイバスターに浮気しようとしてしまったんだ!ウプウアウトに対して怠惰に過ごしていたというのに!もう、この機体に関しては完璧だと思っていたんだ!この様な謎があったというのに!なんて愚かなのだろうか、私は!」
あなたはもっと怠惰に過ごしてくれて構いませんから。
いいえ、もっと怠惰に過ごしてください。
私にとっては切実な願いです。
私達が油断すると科学者とは思えないほどの行動力を発揮してくれますからね、あなたは。
少なくともあなたは怠惰ではあり
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