第二章
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すが神父様は何も」
「罪を犯していないと仰るのですね」
「違いますか?」
シスターの言葉はだ。彼の行いだけを見ての言葉だ。
「私が見たところですと」
「私は罪を犯していない」
「違うのでしょうか」
「そう見えるのですね」
神父はシスターの今の言葉にだ。悲しい笑みを浮かべた。
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