暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL ―Memory Jewel―
序章 出会い
Story4 花時の殲滅団
[7/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
は愛想良く笑顔を浮かべながら名乗る。
「ティ、ティール・ラングだ。よ、よろしく。」
ティールは恥ずかしがりながら不器用そうに名乗る。
「私はサーニャ・アドミーア!仲良くしようね、エメラ!」
サーニャは満面の笑みを浮かべて名乗る。
「俺はジーハスだっ!ジーハス様と呼び」
「はいはいはい、変な事は言わなくていいから。」
冗談
(
ジョーク
)
を混ぜながらジーハスが名乗る。
「私はレーラニア・ホール。皆からは“レーラ”って呼ばれてるから、エメラも気安く呼んで。」
三つ編みを揺らしながらレーラが名乗る。
「そういえば、リンだけじゃなくてティール達も刀を持ってるんだね。」
エメラがティール、サーニャ、ジーハス、レーラという順に4人の腰に差している刀を見ていく。リンは刀を2本持っているが、4人は1本だ。
「皆私より強くてね〜。」
「俺達が“強い”なら、リンさんは“神と同じくらい強い”ですよ。」
リンが笑いながら言い、ティールの言葉にサーニャ、ジーハス、レーラも首を縦に振った。
「この5人はチームを組んでいて、全員刀を使って戦うんだ。」
「その事から生まれた、リン達5人の異名―――――」
コテツとバンリが呟いた。
リンの赤いリボンに付いている鈴がチリンと鳴り響き、ティールが刀にそっと触れ、サーニャが顔に掛かった髪を掃い、ジーハスが白い歯を見せながら笑い、レーラが三つ編みを揺らした。
「―――――
花時の殲滅団
(
ブルーム・ブレイカーズ
)
。」
リンが微笑んだ。
「そんな事よりエメラ、早速聞いて良いか?」
「私が答えられる範囲の質問なら、何でも良いよ。」
「んじゃぁ聞くけど、“記憶の宝石”ってどんな物なんだ?色とか、形とか、具体的に言ってくれねーと探し様もねェからさ。」
「おぉ!ジーハスにしては真面目な事聞いてる!」
「すごぉ〜い!」
「驚いたわね。」
「お前等俺をバカにしすぎだろっ!?」
漫才
(
コント
)
のような4人の言動に、その場にいた者は全員お腹を抱えて大爆笑をする。
ようやく笑いが収まったエメラが手で6角形を作りながら口を開いた。
「えーっと、宝石の色は薄ピンク色で、形は6角形。大きさは、この腕輪の窪みに嵌まるぐらい。」
ポンチョ風の白いパーカーの左袖を捲って、銀色の腕輪の窪みを見せると、リンが顎に手を当てて考え込むような姿勢を取った。
「薄ピンク色で、6角形の宝石・・・私、それ持ってるよ。」
「えっ!!?」
花時の殲滅団
(
ブルーム・ブレイカーズ
)
以外驚嘆の声を上げた。
リンは
白黒
(
モノクロ
)
のストライプ柄のスキニーパンツの左ポケットに手を突っ込み、仲から“記憶の宝石”を取り出し
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ