旧校舎のディアボロス
一章
第一話 異世界に来ました!
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園生徒会書記でありたぶん転生悪魔である。
「すみません光瀬さん。サジ、光瀬さんを見習いなさいなぜ生徒会でもない彼が貴方よりも仕事をこなす量が多いのですか?」
「め、めんぼくないです会長」
この眼鏡をかけている頭のよさそうな人は支取蒼那(しとりそうな)会長。日本人のような顔立ちだがリアス・グレモリーと同じで魔王の妹である。そしてこの名前は偽名であって本名はソーナ・シトリーである。
ちなみに学力は見た目通りかなり優秀である。
「あ、支取会長こんにちは」
「こんにちは光瀬さん。いつもすみません助かります」
「良いんですよ俺基本暇何で。あ、今お茶用意しますね」
「ありがとうございます。お言葉に甘えて頂きます」
俺はお茶を淹れ会長に渡すと匙が少し人を小馬鹿にしたような言い方で一つ尋ねてきた。
「そういえば悟志、お前彼女が出来たって本当かよ?」
「ああ、本当だが?というか何でお前がそのことを知っている?」
「いや〜小耳に挟んでな」
その話にふ〜んと俺は返すが会長の方からカチャカチャというティーカップが揺れる音がするので会長席に顔を向けてみた。
「そそそ、そうですか、それはおお、おめでとうございます」
かなり動揺してる?!なぜ?俺自身はそんなつもりは一切ないのだが……………まあ会長が俺に少なからず好意を持っていたのは知っていたがまさかここまでとは思っていなかった。
それとなんだか他の生徒会メンバーの皆さんの空気が重くなってきた。だから俺は!
「じゃ、じゃあ俺はそろそろ帰ろうかな〜匙あとのことはいろいろと頼んだぞ」
「お、おい!悟志この空気をどうしろっていうんだよ〜!ちくしょおおおおおお!」
断末魔的な匙の雄たけびが聞こえた気がするが聞かなかったことにしよう。そして帰ることにしよう。こうして俺は今日一日を終えた。
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