旧校舎のディアボロス
一章
第一話 異世界に来ました!
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に夕麻さんはマスターを殺すでしょう。そのときにきっとあちらが何らかのアクションがあるでしょう」
俺はまあこんなもんだろうと思い頷きながらイグニの話を聞いていたが黒歌は何か疑問や不満があるらしく口を開いた。
「ずるいにゃ」
「「へ?」」
「ずるいにゃずるいにゃずるいにゃ!私だって主様とあんまりデートらしいデートをしたことないのにポットでの堕天使なんかに……」
な、なんか黒歌が無茶苦茶夕麻ちゃんに嫉妬しているようだ。まあ気持ちは分かるがここで「その堕天使殺す!」なんて言われたら計画が破綻しかねないので対策を打つことにした。
「だったら黒歌今度デートにでも行くか」
「ほんとかにゃ?」
「ああ、俺はくだらない嘘は嫌いだ。嘘を言うのも言われるのも」
「やったにゃあああ!」
ふぅ〜何とか黒歌が機嫌を直してくれたので良かった。約束のデートはいつにするか後で考えておかなくては
「ところで黒歌さんマスターが殺されることに関しては何とも思わないんですか?」
「ん〜……でも主様ってぶっちゃけ死なないにゃいというより死ねにゃい身体にゃよね?だったら大丈夫にゃ!ノープロブレムにゃよ」
そう俺の身体は昔神になったことにより死ねない身体になってしまったのである。だが、
「今回は悪いが黒歌、俺はその日だけは普通の人間に戻ります!」
「にゃ?にゃにににいいいいいいい?!」
まあ黒歌が困惑するのは無理ないが何か先ほどの言い方つい最近の某テレビ番組の生放送で聞いたことがある気がするが気にしないことにした。
「本気かにゃ主様それじゃあ本当に死んじまうにゃ!まさか主様は本気で悪魔に転生するきかにゃ?!」
「ああそのつもりだ。そうしなければ俺の使命が破綻してしまうからな。これが一番の近道であり一番確実な道だ」
「…………………っ〜〜!分かったにゃでももしリアス・グレモリーが酷い王ならすぐに私に言うにゃすぐに私の仙術で殺しに行くにゃよ」
「ああ分かった、ありがとう。そのときは頼むぜ。それじゃあさっさと飯にして寝ちまうか」
「はいにゃ!」
こうして俺たちは夕食を済ませるとベットにつき眠った。
◇ーーーーーーーーーーーーー◇
次の朝夕麻ちゃんと途中まで登校道が一緒だったため一緒に登校すると松田と元浜が居たので夕麻ちゃんを紹介してやりそのまま学校へと向かった。ちなみにあの二人は泣いていた。
その日の放課後、親友の匙元士郎の頼みで生徒会活動の手伝いとお茶酌み係としての業務を果たすことになった。
「悪いな悟志、毎度のことながら」
「だったら匙お前だけでやれよ。まあ基本的に暇だから良いけど」
彼の名前は匙元士郎。俺と同じ駒王学園二年生。駒王学
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