旧校舎のディアボロス
一章
第一話 異世界に来ました!
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らなんか無茶苦茶驚いていた。というか正直五月蠅い。
「五月蠅いじゃないにゃ!あれかにゃ、それじゃあ私は主様に捨てられるのかにゃ?!そんなの嫌にゃあああああ!」
「勝手に人の心を読むな!そんで別に捨てやしないから泣くな抱き着くな!」
「ほんとかにゃ?」
「本当だ」
「だったらキスしてほしいにゃ」
そう言いながら黒歌は目を閉じ唇を突き出してきたので仕方なくキスをすると何故かディープキスになってしまった。
「−−っぷは〜ごちそうさまにゃん」
「て、お前普通にキスするならまだしもなんで舌入れてくんだよ!」
「まあまあ良いではないか主様。ところで何で堕天使なんぞと主様が付き合うことになったのかにゃ?」
「その問いには私が答えましょう」
突然どこからともなく第三者の声が聞こえた。勿論この家には俺と黒歌以外の生物はいない。そう生物でないものがこの家で俺の家族として暮らしているのである。こんな前振りしといてなんだが別に幽霊とかそんな者の類がいるわけではない何故ならその声の主は今俺の首にぶら下がっているのだから。
「そうかだったら頼めるかイグニ」
「了解しましたマスター」
このネックレスの名前はイグニール正式名称゛人工自立型戦闘補助戦石”製造NO50092イグニール通称イグニ今は真面目に話しているが基本的にはオチャラケている。
こいつは俺のことをマスターと呼び慕ってくれている。もちろん俺にはそんな趣味嗜好はないがこいつの場合は仕方のないことだと思っている。まあこいつとは俺が人間の時からの付き合いで当時は別の正式なマスターが居たがその話はまたいつかすることにしよう。
そして俺らは玄関からリビングへと場所を変えた。
「ではまず現状の整理からいたしましょう。まあ簡潔に言うとリアス・グレモリーからのアプローチが欲しいから別の女で気を引こうという状況ですね」
「おいこら駄石その説明じゃあ全然説明になってないからな、きちんと読者の皆さんにも分かる説明をしなさい」
俺はそう言いながらイグニをある程度の力で握りしめると「分かりましたから握りしめないでください!」と少しは反省したようなので手を放してやった。あと一つ俺は草食系でもチキンでもなななああああぁぁぁぁぁい!
「こほん、それでは改めて現状説明です。今日の昼頃に本人リアス・グレモリーを目視で確認。いままでもあちらの眷属と思われる方たちがマスターを監視それは本日も変わらず。こちらからのアプローチを考えていたマスターが今日の放課後、下校時に堕天使と思われる女性からいきなりの愛の告白。これは使えると思いマスターは難なくその告白の返答にOKを出した。そして次の日曜にマスターと堕天使天野夕麻さんとのデートの約束を取り付けました。ここからは私とマスターの予測ですがその日の最後
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