旧校舎のディアボロス
一章
第一話 異世界に来ました!
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れた。
俺が上を見上げると元浜たちもそれにつられて上を見上げた。
「旧校舎に人って居たんだな」
「あの人って……」
「リアス・グレモリー。上から99・58・90。三年オカルト研究部部長出身は北欧と噂だ」
「へ〜…」
(彼女がグレモリー家長女魔王の妹リアス・グレモリー)
◇ーーーーーーーーーーーーー◇
俺は放課後になり元浜たちと別れたあと歩道橋で考え事をしていた。
「さてリアス・グレモリーを目視で確認できたはいいが一体どうやってコンタクトをとるかだな。あちらは俺のことを監視しているのは言うまでもないのだが………」
俺が今後の対策を考えていると、
「あ、あの駒王学園の光瀬悟志くんですよね?」
黒髪の見覚えのない制服を着た美少女が俺に話しかけてきた。
「そうですが俺に何か?」
「あの!光瀬くんって今彼女って居ます?」
「いませんが」
「あの、私と付き合ってくれませんか?」
「はい?」
今この娘何って言った?
「以前からここを通るのを見かけてて……それで、その光瀬くんのこと……好きです!付き合って下さい!」
な、なんだとおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
そのあと俺はこの少女、天野夕麻ちゃんと付き合うことにした。そして夕麻ちゃんが次の日曜にデートに行きたいという申し出てきたので俺はそれを了承した。
そのあと自宅に戻り俺は「ただいま〜」と普通に挨拶をしながら家の中に入った。すると中から「おかえりにゃ〜」という声が聞こえた。もちろん俺には親はいないが一人だけ俺以外の住人が居る。
「おう、黒歌帰ってたのか」
「もちろんにゃ私は主様の飼い猫だからにゃ」
この猫耳や猫の尻尾が生えている彼女は黒歌、俺がこの世界に来てから初めてできた家族だ。何でも昔とある悪魔の眷属だったらしいがその主があまりにも非道な奴だっため殺してしまったらしい。そして悪魔たちから指名手配され行き場がなくなった彼女を俺が助け家族にした。何故か彼女は自分のことを俺の飼い猫やらペットだと言い俺のことを主だと言う。もちろん俺の趣味ではない!
「黒歌何度も言っているが俺はお前の飼い主ではないしお前も俺のペットではない」
「別に良いじゃにゃいか。そんなのどうでも……」
黒歌が俺の胸に顔を埋めるとクンクンと匂いを嗅いだ。
「主様さっきまで人間ではない女と会っていたかにゃ?匂いが薄っすらついているにゃ」
「ん?ああ、確かに会っていたぞあの娘天野夕麻は多分堕天使じゃないかな?付き合ってくれと言われたから取り敢えず付き合うことにした」
「にゃ、にゃんですととととととおおおおおおおおおお!」
黒歌は俺があの堕天使と付き合う宣言をした
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