第八十三話 Weapon Laboratory
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アイゾックが現れたのはアイゾックが所有している研究施設。
自身の研究室にある“A”の文字が刻まれたカプセルを見遣る。
中にはまだ製造中の少年型レプリロイド。
配線が組み込まれ、半分剥き出しの金属だった。
レプリロイドは瞼を閉じて眠っている。
ボディパーツの各所には紫色のラインが輝いて、純白の身体を彩るアクセントになっている。
深く被ったヘッドパーツの後ろから、撫でつけられるのに反抗して飛び出した紫色の髪。
取り分け特徴的なのは胸部と頭部に付いた大きな水晶状の球体だった。
センサーの類だろうか。
アイゾック「わしの最後の作品よ。お前はエックスと…もし奴が役目を放棄した時、奴らを倒し、奴らのDNAデータを手に入れるのじゃ。そうすればお前は最強のレプリロイドとなる。“Accelertor”よ。」
Accelertor<アクセラレーター>と呼ばれた少年は固く目をつぶっていた。
アイゾック「ワシの最後の息子よ…奴が駄目な場合はお前が倒すのだアイツを!!わしの敵、わしのライバル、わしの生きがい…!!」
自身の正真正銘、最後の作品に異常なまでの期待を秘めながら叫ぶ声が響き渡るのだった。
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