第八十三話 Weapon Laboratory
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を整え、巨大な光弾をゼロに放つ。
シールドブーメランを構え、巨大な光弾を掻き消す。
シールドブーメランはショットイレイザーとショットリフレクター機能を持っている。
簡単に言えばエネルギー弾を消滅させる能力と跳ね返す能力をこの武器は持っているのだ。
ハイマックスのデスボールのように高出力のエネルギー弾は跳ね返すよりも消滅させた方が負担が少ない。
更にビーム発生源の本体もアルマージのアーマーにも使われた特殊合金が使われているため、強化形態によって大幅に弱体化したゼロのアーマーの防御力を補って余りある防御性能を誇る。
ゼロ「こいつも思っていた以上に使えるな…感謝するぞルナ」
ハイマックス「消えろオリジナル!!」
全てのエネルギーを拳に収束させ、ゼロに殴り掛かる。
ハイマックスの最大最強の攻撃。
シールドブーメランの防御力を持ってしても耐え切れないだろう。
ゼロもセイバーを握り締め、ハイマックスを迎え撃つ。
ゼロナックルのエネルギーを限界までセイバーに収束させる。
ゼロはハイマックスがぶつかる直前でダッシュし、左足を軸足に凄まじい速度で身体を回した。
丁度独楽が遠心力でスピードが増すように。
スピードで破壊力を上乗せしたチャージセイバーはハイマックスのボディを横一文字に両断した。
ハイマックス「ば、馬鹿な…俺はゲイト様の最高傑作…お前のようなオールドロボットに負けるなど…有り得ない!!」
ゼロはセイバーをバックパックに戻すとハイマックスに歩み寄る。
ゼロ「…俺達ハンターは力がなくては務まらない…。だが力だけでは足りない。お前達のような悪に負けないという、強い心が必要だ…大事なのは心なんだよ」
ハイマックス「戯れ言を…」
ゼロ「お前にゲイトの居場所を聞いた方が早そうだ…。さっきの調査員は逃げちまったしな。お前は…ゲイトを知っているのだろう?」
ハイマックス「………」
ハイマックスはゼロを無言で見つめ、しばらくして重い口を開いた。
ハイマックス「ゲイト様は俺の生みの親だ。親はお前のDNAを元に造られたレプリロイド…」
ゼロ「何だと?」
ハイマックス「コロニーの破片落下地点でゲイト様はお前の残骸を拾い…DNAを解析した。ゲイト様はお前の残骸に付着していたデータを突き止め…ナイトメアウィルスを作り上げた。同時に最高のレプリロイドを追い求め、最高傑作として俺を造ったのだ。」
ゼロ「…………」
ハイマックス「俺はお前のコピーのようなものだ。ゲイト様は俺を最高傑作と呼んでいたが、俺はお前が消えない限り最強の“存在”を証明出来ない…だから俺はお前を倒し…“存在”を示したかった」
ゼロ「ハイマックス…」
ハイマックス「ゲイト様はお前に何の興味も示さなかった。お
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