第八十三話 Weapon Laboratory
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ルナ『かなり扱いに困る強化形態だろうけど使いこなせば異常なまでに強いぜ?攻撃は最大の防御って言葉を体言したようなもんだな。因みに俺はこの形態を“ブラックゼロ”と名付けてみた』
ゼロ『…そのままだな』
ルナ『小難しい名前よりシンプルな名前の方がいいだろうが!!』
ゼロ「…強化形態プログラム、作動開始。」
額のレンズにWの文字が浮かんだ瞬間、ゼロの全身から立ち上るエネルギーがより強大さを増していき、周囲の空気を凍てつかせていくかのようだ。
ハイマックス「!?」
凄まじいエネルギー反応にハイマックスは思わず距離を取る。
ゼロ「真の力を見せてやる!!」
ゼロのアーマーが漆黒に、その金色の長髪が冷たい輝きを湛える銀色へと徐々に変わっていく。
身体中に漲るエネルギーがスパークし激しい火花を散らした。
放出される強大なエネルギーは比類が無く、前回の大戦で覚醒したゼロに匹敵するエネルギーを内包する漆黒の闘神がハイマックスの目の前に降臨していた。
ゼロ「ブラックゼロ…全システムオールグリーン…」
閉じていた瞳を開くとどこか怯えた表情をしているハイマックスを見据える。
ゼロ「さて…第2ラウンドだ!!行くぜ!!」
ハイマックス「ば、馬鹿な…俺は…ゲイト様の最高傑作…最強のレプリロイド…ハイマックスだ…貴様のようなオールドロボットなどに!!」
ゼロ「オールドロボットか…まあ、否定はせんがな。俺は100年前に造られたロボットだからな!!」
自分が造られたのは今から約100年前。
骨董品に部類されてもおかしくない年月だ。
ハイマックス「消えろおおお!!」
光弾を連射するハイマックスだが、ゼロは強化された機動力でそれをかわしてみせる。
ゼロ「当たるものか!!ダブルチャージショット!!」
出力が大幅に増大したフルチャージショット2連発。
1発目は障壁で阻まれるが、2発目で障壁が掻き消される。
ハイマックス「何!?」
障壁を掻き消されたことに動揺するハイマックス。
ゼロはその隙を見逃さず、リコイルロッドを構えてエアダッシュでハイマックスに肉薄する。
ゼロ「はああああああ!!」
リコイルロッドの連撃をハイマックスの腹部に連撃を浴びせるゼロ。
ハイマックス「ぐううう!!」
通常時のリコイルロッドとは比較にならない威力はハイマックスの特殊合金のアーマーさえも容易く貫く。
ゼロ「ふんっ!!」
回し蹴りをハイマックスの側頭部に炸裂させ、吹き飛ばす。
ハイマックス「デスボール!!」
すぐさま体勢
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