05 手配書―みことのさいかい―
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事ない子だったね!」
子供組が笑顔で駆け寄ってくる。
大人組はまだ呆然としている。
「なあ!さっきの武器どこ言ったんだ!俺にも使わせてくれよ!」
「あ、ボクも!」
「ねぇ、さっきの子は?」
質問攻めになりそうだったが、復活した大人組の判断で一旦町に戻る事になる。
トリエット、宿屋
「さあ、さっきの召喚術とやらの説明をして欲しいわね」
リフィルが俺の前に立って聞いてくる。
なにか目の色が変わってる気がする。
説明は苦手だ。
どう説明したら言いか分からないからイヴを呼ぶ事にする。
「……来い、イヴ」
読んだ瞬間、目の前に来た。
そして実体化し怒鳴った。
『あんたねぇ!どこほっつき歩いてたの!それにさっきリヴァイアサンを召喚したわね、何があったの!』
こっちにも説明しないといけないらしい。
リフィルとクラトスは突然現われたイヴに驚いている。
ロイド達はイヴの事を知っているので久しぶりだな!って言ってる。
イヴに簡単に説明。
と言っても黒い手と出くわした事だけ言った。確かあの時自分は無意識にオメガと言っていたが……
『!……オメガですって……とりあえず退けたみたいだからいいけど、それとこいつ等に説明だったわね。まったく仕方ないんだから』
「貴女が説明してくれるのね」
『ええ、説明してやるんだから、聞き逃すんじゃないわよ!』
浮きながら腕組んで偉そうにしてるけど、外見が幼いから背伸びしたいおませさんにしか見えない。
ともかくイヴは説明した。
「……あの森で貴方といたのが召喚獣。あれほどの力を持っていたなんて……それに彼らを召喚する魔銃。なんにしても興味深いわ」
ジー二アスが質問したからイヴの実体化の件も話している。
マナをあげても、召喚獣達の力は引き出せない。
とりあえず説明も終わったのでイヴを還し、他の話になる。
その後、ボーダの落とした剣にはエクスフィアがついていて、リフィルが拾っていた要の紋を修復してリフィルが装備する事になった。
夜
アルマは丸くなって枕の横で寝ている。俺はベットに座ってロイドの作業を見ていた。
ロイドが要の紋の修理を終え、リフィルに渡してくると部屋を出て行った所でクラトスが話しかけてくる。
「風、と言ったな。貴様は何者だ?」
「……」
「見たところお前はエクスフィアを装備していない。だが戦闘で見せる動き、エクスフィアを装備してない人間に出来る動きではない。それにあの力……」
「……」
「……話す気はないようだな」
クラトスはそこで剣を抜きこちらに向ける。
「もし、神子に危害を加えるのなら斬る」
「……本当に心配なの
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