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遊戯王GX−音速の機械戦士−
―卒業デュエル 決着―
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、リスペクトしながら勝たせてもらう」

「また俺が、楽しんで勝たせてもらうぜ!」

 こうして拍手と共に、卒業デュエルは決着を迎えた。


 その後、亮はプロリーグへ入り、今日もオベリスク・ブルーの制服を模した服を着た、『カイザー亮』としてデュエルをしている。
彼曰く、まだリスペクトしながら勝つ、真のリスペクトデュエルにはたどり着けていないらしいが……まあそれは、亮にしか分からないことだろう。

 俺や三沢、明日香は二年生へと進級すべく、進級テストの真っ最中だ。
学園対抗戦、セブンスターズ、三幻魔……この一年間のデュエルを思い返しつつ、俺は三沢と明日香と三人で、実技試験の会場へ向かうのだった。

―一年生、了―
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