エピソード12 〜憂さ晴らし〜
[5/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
虫装機 センチピード】☆3 DEF
紫苑の場に2体のインゼクターが増え、マキナのバックを破壊し尽くす。残るはノヴァのみ。だが、紫苑の進撃はまだ終わらない
「はは、マジかよ。つえな、さすがだ紫苑。だが、これで終わりじゃないよな?」
「もちろん!まだ俺は満足できねぇ!俺はレベル5になったセンチピードとギガグリオルでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」
光球となった2体の甲虫装機が紅い渦に吸い込まれ、閃光がほとばしる
「虫たちの英雄よ!今、銀の鎧を身に纏い、指揮をとれ!圧倒せよ!【甲虫装機 エクサスタッグ】!!」
クワガタを模した銀色の鎧を着たモンスターが降臨する。その姿を見てダンセル達は跪き、敬意を示す。
「エクサスタッグの効果発動!X素材を一つ取り除き、相手の場・墓地のモンスターを装備する。俺はマキナのノヴァを装備し、この効果で装備しているモンスターの攻撃力の半分の値、攻守を上昇させる!ゼクトキャプチャー!」
エクサスタッグが掌から赤い光の帯をノヴァに向けて放つ。それに拘束されたノヴァは抵抗虚しく俺の場に連行される。
マジでと驚愕するマキナ
破壊ではなく、吸収。これではノヴァの効果で後続が出す事ができなくなった。
これ使うと大抵の奴が嫌な顔するから嫌なんだよな〜
これをプロ戦で相手のエースを装備した時にまるで親の仇を見るような目線で見られた時の光景を思い出した紫苑は苦笑いする。
まぁマキナはその辺のこと気にしないから楽でいいわ。やっぱりいい奴だよな、あいつ
「俺はX素材として墓地に送られたギガグリオルの効果発動!墓地の昆虫族を一体除外し、墓地のこのカードを場の甲虫装機に装備できる。俺はダンセルを除外し、エクサスタッグに装備する。さらに装備したエクサスタッグの元々の攻撃力は2000となり、貫通効果を得る」
【甲虫装機 エクサスタッグ】 ★5 ATK3050
銀の鎧にさらに重厚感溢れる装備品が追加され、より派手になるエクサスタッグ。重くないのか?
「俺はレベル3のダンセルとセンチピードでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れよ【虚空海竜 リヴァイエール】!」
ぱっくりと空間に裂け目が出来、そこから空色の長躯を持つ竜が現れる。
「2体目かよ…全く面倒な」
「まだまだやるよ。リヴァイエールのX素材を一つ取り除き、除外されているレベル4以下のモンスターを特殊召喚できる。俺はダンセルを特殊召喚し、ダンセルの効果で墓地のギガマンティスを装備する。」
再び裂け目ができるとそこから赤トンボを模した衣装を着た兵士ーーーダンセルが吐き出され、その手には二つの大鎌が持たれている。
【虚空海竜 リヴァイエール】★3 ATK1
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ