二話:ボンゴレファミリー
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よりも強いのだろうか?
「確かに力で劣ることはないだろう、しかしね、そうしない理由が二つあってね、一つは父さん自信が荒事は出来るだけ避けたいと思っているいうこと、そして二つ目はファミリーや地域住民のためだよ。」
「ファミリーや地域住民のため?」
「ああ、イタリヤはほとんどの人が信仰しているからね、教会と争うということは信仰している者達を迫害するということになるからね。それにどちらかが下に付くという関係というよりも持ちつ持たれつの関係なんだよ。」
確かに……それなら教会と争うのは良くないな。
「一誠、ボンゴレファミリーを率いる者は必ず胸に刻み込んでおかないといけないことがあるんだよ、何か分かるかな?」
「いや。」
「ファミリーや地域住民を何よりも大切にすることだ。」
「ファミリーや地域住民を大切にする……。」
それがボンゴレボスとしての使命……確かにそうだな。
ファミリーや地域住民を守るためにはボンゴレは最強でないとな、そしてそれを率いるのなら――最強にならないとな。
『何安心しろ、相棒には歴代最強の赤龍帝になれるぐらいの才能はある、体も桁外れに頑丈だしな。』
「やはり、一誠に宿っていたのだね、赤龍帝君。」
「っ!?……気づいていたのか?」
「ボンゴレの血筋の者には二つ力が備わっていてね、一つは一誠が先ほど使っていた『死ぬ気の炎』もう一つは見透かす力『超直感』、一誠が生まれた時から宿っていることには気づいていたんだよ……一誠ならもう修行を始めてもいいかもしれないね。」
やっぱり父さんにも備わっているんだな、修行と言うと零地点突破とかになるのか?
て、そうなってくるとボンゴレリングとかもあるんだろうか?そもそも、守護者はいるのだろうか?
「父さん、その守護者……幹部などはいるのですか?」
「ああ、いるよ、天候になぞらえて大空のボスそして、晴れ、雲、嵐、雷、雨、霧と守護者がいる。」
「それでは代々ボンゴレに伝わっている物などは?」
「守護者とボスはボンゴレリングを代々受け継いでいる、それと物ではないけどボンゴレボスにふさわしい者になったときボンゴレの紋章が武器に現れると言い伝えられているんだよ。」
「武器に現れる?父さんもですか?」
「ああ、これがボンゴレボスの証だよ。」
そう言って父さんが杖に入った紋章を見せてくれる。
これがボスの証……俺にはまだ無理か……。
『心配するな、相棒なら直ぐに出来るさ』
「……やけに優しいじゃねえか、ドライグ、何か裏でもあるのか?」
『いやいや!!そんなことなどないぞ!!!別に歴代の赤龍帝達と話し合って地獄を見ない為に相棒を出来るだけ怒らせないようにしようと言う結論に至ったわけじゃないぞ!!!!!』
「………そんなにあの幻覚が気に入らなかった
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