二話:ボンゴレファミリー
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グでやってみるか。
『頼むからやめてくれ!!!』
「一誠!!大丈夫かい!!!」
「父さん!?」
騒ぎを聞きつけたのか父さんが俺の部屋に飛び込んでくる。
そして俺を確認し、その次に俺が踏んでいる男を見る。
「「………………」」
そっと足をどける。
「一誠が倒したのかい?」
よかった、凍った空気が溶けた……やっぱりこれはドライグにやるべきだな。
「ああ……あいつらはやっぱりボンゴレの敵勢力なのか?」
「っ!?……一誠、お前にはまだ早い、知らなくてもいいことなのだよ。」
「だが、現についさっき俺は襲われた、俺が無関係ではないのは明白だ……俺には知る権利があるはずだ。」
「一誠……分かった、着いてきなさい……ボンゴレ次期当主として必要な知識を教えよう……セバスチャン!!彼らを捕まえておきなさい。」
「かしこまりました。」
俺と父さんは男たちの後始末を執事のセバスチャンに任せて部屋から出て行った。
出来れば俺がつけた靴の跡は残しておいて欲しい。
(……相棒、なぜ口調が荒くないのだ?)
(親にふざけた言葉遣いするわけねえだろうが、マダオ。)
(ぐっ!?し、しかし意外とファザコンなのだな相棒は)
(………………………)
(ん?何か降ってきた――ああああああああっ!!!??黒いあいつが土砂降りの様に降ってくるうううううっ!!!!!)
「一誠?」
「何でもないよ、父さん。」
ホントに俺は何でもないよ?俺はね?
(ちょっとおおおおっ!!?何で私達の方にも降ってくるわけえええええっ!!!!!)
さて、ボンゴレの秘密を知りに行きますか。
「まずはボンゴレファミリーの歴史から話していこうか、ボンゴレファミリーは今からおおよそ二百年前にここイタリアで初代ボンゴレ一世が作った自警団が始まりだ、そこから今に至るまで勢力を広げていき現在では一万近い組織が笠下にある。」
「ああ。」
「そして、昔からヴァチカン教会とも強いつながりがあり、今でもファミリーの者に悪魔祓いの仕事が来ることもある。」
「悪魔祓い?」
何だか、かなりオカルトな仕事だな……。
いや、ドライグが言うにはこの世界には本物の悪魔がいるらしいからそっちの悪魔かもな。
「一誠はまだ小さいから嘘だとは思ってはいないかもしれないが、事実、悪魔は存在する……天使や堕天使もね、私達は教会に莫大な寄付をすることで天使からイタリアの裏世界を自治することを許されているんだ。」
「どうしてそんな事をしないといけないんだ?ボンゴレならそんなことをしなくても十分裏世界を自治出来る力があるはずだろ、教会を相手取ることも不可能ではないはず。」
わざわざ相手の下に付く意味が分からない。
それとも教会は俺達ボンゴレ
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