第3話 デリオラ
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…ナツは?…」
「それは私が聞いたい」
「ルーシィ…ナツはどうした?」
「わ…わからない村で零帝の手下と戦ってたハズなんだけど…そいつ等は片付けられてて」
「ま、あてもなくさまよってるわけか…」
「グレイ、ナツを探しに行くぞ見つけ次第ギルドに戻る」
「な…何言ってんだエルザ…事情を聞いたなら今この島でなにが起こってるかしってんだろ?」
「それがなにか?」
「私はギルドの掟を破った者を連れ戻しに来た…アレスと共にな。残るはナツ1人それ以外の事には興味がない」
「だそうだが?」
「この島の人たちの姿をみたんじゃねぇのかよ!」
「見たさ」
「見た」
「それをほうっておけって言うのかよ!見損なったぞ!エルザ!」
「なんだと?」
「グレイ!エルザ様になんてことを!!」
「様って……」
まぁ今なら様つけられそうだが…決めた
「グレイ…行くぞ…S級に興味がわいた」
「アレス!お前までギルドの掟を破るつもりか」
「ただでは済まさんぞ」
エルザは剣を俺の方へと向ける
「上等だ…ただでは済まねぇか…ためしてみるかな」
だがグレイが俺をおしのけエルザの剣をつかむ
「勝手にしやがれ!!!これはオレがえらんだみちだ!!!」
「最後までやらせてもらう…斬りたきゃ斬れよ」
「へぇ…」
俺もテントを出てアレンを使い空を飛ぶ
「俺はナツを探す」
「分かった」
そしてそのころナツは遺跡を破壊しているのであった
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