第二十話 錬金術その二十
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、薊も女の子だからだ。流石にその最後の言葉は言う訳にはいかなかった。
「健康の秘訣だよ」
「その通りね」
「ついでに言うとその食うものもな」
「バランスよくたっぷり、とよね」
「そうして食ってだよ」
つまり肉も野菜も食べろということだ。
「気持ちよく過ごすことがいいよな」
「そうよね、それじゃあね」
「私はこれでね」
向日葵はにこにことして二人に右手を振った。
「また明日ね」
「ああ、明日な」
「またね」
二人もこう応えて手を振ってだった、そのうえで。
三人は今は別れた、そうしてそれぞれの場所に戻り一日の終わりを迎えるのだった。戦いと日常は彼女達にとっては隣り合わせのものでその中で生きていた。
第二十話 完
2014・6・5
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