第二章
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?」
「先輩と一緒にいると落ち着きます」
夢を見ている様な温かい微笑みでの言葉だった。
その言葉を口にしながら僕の横に座っている。その彼女を見て。
僕もまた夢の中に入った。二人で見る夢は浅いけれど奇麗で忘れらない。その夢の中に入って。そうして電車の窓から見える空を見た。その空はあの時とは同じだけれどそれとはまた別のものだった。その空を二人で見ていた。
あさきゆめみし 完
2011・5・5
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