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ゼロの使い魔ー紅の書ー
作戦会議
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  「作戦とはいっても単純なものだ・・クーとレンに頼る形になってしまうがーー」

  「構わないよ、何か理由あんだろ? じゃなかったら断っても着いてくんだろ、ウェールズなら」

  やれやれと顔を振る。

  「ーーはっはっは!! 確かにそうだなーー」

  盛大に笑いながら、「参ったなーー」
と呟いた。

  「早く、作戦説明しろよウェールズ」

  笑いながら話を戻していく。

  「そうだっな、クーとレンの力は強力だ単騎でレコンキスタを殲滅できるだろう・・戦力に問題があるのではなくーー」

  一呼吸おいて、堅い面持ちに戻していた。

  「周りにクーとレンの力を見せたくないため、単騎で戦ってもらうーーレコンキスタの戦力は5万のはずだが、もしもがあってはならないし、偵察してからだけどね」

  「なんで見せたくないんだ・・不都合でもあるのか?」

  疑問をウェールズにぶつける。

「強すぎて周りに狙われるだろうからな秘密にしておいた方がいい責めて情勢が安定するまではーー」

  今後のことを考えてくれてんのか
本当にいい奴だよな、ウェールズって
でも・・顔とか、リアクト時の
レンの大剣も目立つよな・・
うち漏らしは厳禁か。

  「なるほどな・・ちなみに姿を変えるとか擬態の魔法はないのか?」

  「レンが武器に変化した姿を変えるためか・・あるには、あるのだが・・出来るかは賭けだな」

  出来るかは賭けって
どういう意味だーー

  「わかるように説明してくれ」

  「そのつもりさ、先住魔法に変化という風魔法のような高度な呪文がある、クーの力も凄いものだが、レンは異質な程に力が強い、謳も先住魔法に近いような力だ、使えるかもしれない呪文は・・我をまといし風よ、我の姿を変えよーーだ」

  4系統とは異なる魔法をレンが
使えるかもしれないのか・・
レンを見ながら考えているとーー

  「ーーやってみるわ・・我をまといし風よ、我の姿を変えよ」

  風が包み込むと、そこにオレがいたーー
鏡が置いてあるんじゃないかと、
いいたくなるくらい精巧な姿。

  「成功したのか・・?」

  「成功したようだな、難なく熟(こな)すとは、流石というべきかな」

  「ーーーー」

  無言で元の姿に戻るレン。

  「1つの問題が解決した所で偵察手段も考えねばな・・」

  難題のように話すウェールズを尻目に発言する。

「それだったらオレがやる! 任せとけ! 得意分野だからな!!」

「それなら任せるとしよう・・だが無茶はするなよクー」

  心配そうに釘を刺してくるウェールズ。

  「大丈夫だよーーわかってる
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