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魔法科高校の劣等生 世界を渡りあるく者
第一話 入学
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何様のつもりだろうな。ただの試験だけでその人を見下すなんて

俺の隣には劣等生(イレギュラー)がいるというのに

そう、頭の隅で考えてる間。もう一つの領域では別のことを考えていた

逆に言えば、それは今の世では仕方ないのかもしれない

この学校の実技試験は今の魔法師協会の判定に則っている

それで測れない人物がいるなんて考えもしないだろう

そもそも、神秘がほとんど失われている現代魔法の枠組みの中で、本当の魔法に近いものを扱う達也が可笑しいのか

うむむ。この世界は不思議だなぁ....

その結論に俺は笑った

それだったらそもそも今の俺自体が馬鹿げているな、と

「蒼炎!おい!」

達也の声に俺は思考を現実に戻した

「あ、すまん。えーっと、悪い。どうやらオートパイロットだったらしい」

「え...その状態で会話出来ていたんですか?」

「よく、思い出してみろ。実はこいつさっき三つしかいってないぞ」

「そ、それはともかく。あ、そうそう。ケーキ屋いくのか!」

俺の秘密の処世術をばれてはいけない。そう思い達也の話を切る

「ちっ....まあ、いいか。帰るか」

このあと、俺たちは喫茶店によって、家に帰った




まあ、家に帰った後で達也に訓練と言う名の戦闘をふっかけられたが

終わった後俺は思った

あれ、俺なんかしたっけ?

それに関する答えは理不尽で思わず本気で攻撃した俺は悪くない
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