第三部『TAKE ME HIGHER 〜機神咆哮ッ!ブラックロッジに反撃の狼煙だゾ!〜』
第8話「強くなろうとした矢先にトラブルはつきもの」
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「アナゴストゥスではなく、アウグストゥスです大導師」
ドクターウェストに指示を下した後、アウグストゥスはマスターテリオンにたずねる。またも自分の名前を言い間違えたのでツッコミを入れる。一方のマスターテリオンはあいも変わらず、PSPでゲームをしていた。後、彼の魔導書であるナコト写本、もといエセルドレータもPSPでゲームをしている。
・・・色々とツッコミたい事はあるが、それを胸にしまい、アウグストゥスは続ける。
「アル・アジフの捜索任務についてです。何故、よりにもよってあのアホを?」
「ウェストはアホではあるが色々と優秀だ。兵器開発、破壊ロボ製造、その分野に於いて、あの男の右に出る者はそうそう居るまい。む?尻尾を斬ったか、でかしたぞエセルドレータ」
「恐縮です、マスター」
どうやらやってるのはモン○ンらしい。ゲームをしながら言うマスターテリオンにはぁ・・・とため息をつきながらアウグストゥスは言う。
「まぁ、科学者としての彼は優秀ですが・・・。キチ○イですよ?アイツ」
アウグストゥスの一言に、マスターテリオンはブフッ!と盛大に噴出し、大爆笑をする。
「アハハハハハハハハハハハハハハハハハ!魔術師が他人を指して狂人呼ばわりとな!面白い冗談ではないか!!!」
「・・・からかわないでください」
ゲームとかそんなのそっちのけでバンバンとコタツを叩きながら大爆笑しまくるマスターテリオンに軽くイラっとしつつも、アウグストゥスは続ける。
「話は元に戻しますが、ドクターでは畑違いなのでは?魔導書に関しては魔術師が最適かと。今からでも遅くはありません、七つの頭を招集するべきでh」
「あ・・・、いつの間にか、討伐されてる・・・。余がトドメ刺したかったのに・・・」
「すいません、マスターが愉快そうに大爆笑してたので」
「聞いてください、人の話ィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!」
アウグストゥスの話そっちのけで、orz←こんな感じの体勢になっているマスターテリオンと平然と答えるエセルドレータにツッコミを入れる。
「大体、人が話している時にゲームとかあんたら馬鹿ですか!?ちったぁ人の話を・・・」
「アナゴストゥス・・・、マスターにそのような暴言を吐くとは・・・無礼が過ぎるぞ?」
「すいませんでしたァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」
エセルドレータの鬼気迫る表情に0.001秒の速さでジャンピング土下座を決めるアウグストゥス。胸中で、何で正しい事言ったのに怒られなきゃならんのか・・・?と嘆くのであった。
「落ち着け、エセルドレータ。余は気にしておらぬ。顔をあげよ、アウグストゥス。貴公らにはやってもらわねばならん事があるからな」
「となると、やはりアレですか?」
「そう、『C計画』だ」
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