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ゼロの使い魔ー紅の書ー
トライアングル
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  ウェールズはきっと・・王家派の貴族の為に
抵抗する決意したけどーー"巻き込まれる民に"
心を痛ませて一人重荷に押し潰されそう
だったんだろうな・・レンだけの
力だけじゃなくてオレの力を合わせればーー
人的被害を抑えて・・いや・・誰も
巻き込まずに終わらせやる!!
クーは新たな目的を胸に誓い踏み出した。

  「エアハンマーなどの魔法を教える・・っと言っても教えられることはーーもう僅かだろうな・・」

  自嘲気味に笑いながらも、誇らしげな目で
こちらを見つめる。

  そんなこと考えてたのか・・
まったく・・

  「他にも助けてもらったりするだろうし・・頼りにしてるぜ」

  腕を突きだし親指を立て
意思表示をした。

  「助けになれることなら是非協力したいなーーそうしないと気がすまないんだよ」

  「じゃあーー貸しだな・・今はそれよりも! 魔法教えてくれよ!!」

  しんみりした空気を断ち切るように
話しの流れを変え本来の目的に
会話を戻す。

  「そうだな・・はじめるぞーークー!!」

  宣言したときの顔は晴れ晴れした
心地よいものだった。

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