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ゼロの使い魔ー紅の書ー
トライアングル
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んだ」

  「なんか燃えるなそういうの! やってやるぜ!!」

  クー楽しそう・・・・ 石を見ていると光輝き
姿をかえる金色の石にーー金・・・・?

  「おめでとう・・成功したな見事な真鍮だクー」

  「ちぇーー金じゃなかったか残念だ・・・・まーーいっか・・最後はなんだ? さっさとやろうぜ!」

  金じゃなかったのね・・クー
金じゃなくて残念がってるみたいなのにーー
そんなに気にしてなさそう・・
 
  「最後は火で最後だ・・ファイアーボールと唱えながら空に目掛けて火の玉をだすイメージだ」

  クーが最後に火の系統に挑戦していく。

「いくぜぇぇ!! ファイアーボール!!ーーん? あれ?」

  どうやら失敗してしまったらしい何も起きず杖に送られた魔力だけが消費したようだ。間を空けて慰めるようにウェールズがフォローにはいる。

  「ーーーークー気にすることはない、君はトライアングルメイジだ・・訓練すればスクウェアだって夢じゃないさ! だが! その前に・・軽いコモンスペルや魔法も覚えてもらうぞ!」

  「まだあったのかよ・・」
 
  肩からガクリと力が抜けたように項垂れた・・
朝からやっていたし疲れて当然だと思う。
それでもクーは・・立ち上がり声を出して
動き出す。

  「ーーーーよし! やるか!!」

  こういう・・真っ直ぐでーーがんばり屋なのが
クーの魅力だと常々思う。

  空を飛ぶ魔法ではゆらゆらして怖い飛行を
してたけど、コツを掴んだのか
綺麗に飛んでいる。大好きな空を自由にーー
額に手を当て髪をどかしながら・・
その姿を見つめた。
しばらくしてから飛行をやめ地味な魔法を
黙々と成功させていく。

  (そろそろお昼だけど・・もう少し掛かりそうだからメイドを呼ぼうーー)

  一人城の中に戻り廊下でメイドに会い要件を
伝えてついていく・・外で食べやすいような
サンドイッチなどをカートに入れ外まで
歩きはじめ・・着いた頃には終わってから
少し経っていたようだった。大の字に
寝転びながら息を吐き呼吸を整えている。

  「もう昼か・・そういえばレン来てないなーー」

  空を見ながら呟いてからきたのに
気づいたんだろう私を見ていた。
メイドの横を横切るときに礼をして・・
そのままクーの場所に歩いていく。

  「ーーお疲れ様・・クー頑張ってた・・」

  寝そべるクーの近くにしゃがみこむ。

  「ありがとなーーレン見てたなら話しかけてくれれば、よかったのにーー」

  顔が赤くなっていくクーを見て
微笑ましい気持ちになる。照れてるのが
わかってしまって。

  「クー集中し
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