トライアングル
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(トライアングルなら難なく終わるだろうなーー)
「まだあったのかよ・・」
(流石に疲れたぜ一気に飛ばしてるもんな・・だけどもう少しみたいだしーーやるか・・項垂れながらも声を
出し気合いを入れ直す)
「ーーーーよし! やるか!!」
ディテクトマジック、フライ、ライト・・など。
必要となるであろう魔法を覚えたときは、
ちょうど昼頃になっていた。
「もう昼か・・そういえばーーレン来てないな」
疲れて大の字に寝そべり空を眺めていると、
カートを押すメイドと一緒にレンが来た
シートを取り出し、準備するメイドの横から、
こちらに歩いてくる。
「ーーお疲れ様・・クー頑張ってた」
寝そべるクーの近くで、ちょこんっと
しゃがみこむ。
「ありがとなレンーー見てたなら話しかけてくれれば、よかったのに」
どこから見られてたんだろと急に
恥ずかしくなってくる。
「クー集中してたから・・それより・・昼食」
レンが指を指した場所は食事の準備をしてる
方向なので首だけ起こし見てみると
メイドの準備が終わり食べらるようだ・・
「よーーっと・・いこうかレン」
勢いよく起き上がるとレンの手をとり
皆の場所に小走りした。
◇◇◇
クーが部屋を出てからすぐに寝巻きを脱ぎ、
普段着に着替え部屋を後にした。
昨日リアクトして謳を見せた場所でやると
聞いていたので外にむかい着いたのだけど、
クーに話し掛けようにも凄く集中しているのが
風で感じる。見守っていよう・・
クーのことを・・・・
「ーーウインド!!」
クーが呪文を唱えた途端
風が吹き石を跳ばしていた。
「あれが・・クーの風ーー」
ーーいい風だわ・・気持ちい。
腕を頭上に真っ直ぐに上げ背中を
引っ張るように伸ばす。
「ーーーー成功したぞ! すげぇな!! これ!」
「驚くのは早いぞクーその調子でいこう! 次はだなーーコンデンセイションだ・・大気中の水蒸気を集め水にする魔法だこれもイメージが重要だ」
ーークー凄く・・嬉しそう。
「ーーーーコンデンセイション!!」
「よっしゃあぁ!! 連続で成功とか天才だったりしてな! なんてなーー」
・・・・凄いけどーー周りを見ないと危ない。
ガッツポーズをしながら調子にのるクーがーー
足下すくわれないか心配で仕方ない。
じとーっと・・そんなクーを観察する。
「次からが本番だクー・・メイジとして優秀の部類に入るのはトライアングルからだーー次はこのただの石に魔力を込めて錬金してみる
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