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ゼロの使い魔ー紅の書ー
トライアングル
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  「無難に基本魔法からになるかな・・一通りやってみるしかないな、まず・・ 」

  そこで言葉を切ると少し間をあけ。

  「体の中にある力を杖に流し入れーー杖から風をだすイメージでウインドと唱えてくれ」

  後ろに下がり腕を組みながら、注意深く様子を
伺っている。

  (どこまでのクラスか未知数だがクーにも高い魔力を感じだのは確かだ・・)

  「ーーウインド!!」

  ヒュュュューー風吹き荒れ無数の石を飛ばした。

  「ーーーー成功したぞ! すげぇな!! これ!」

  自分でも驚くほどに胸踊るーー未知な感動と
興奮を抑えられない。

  「驚くのは早いぞクーその調子でいこう! 次はだな、コンデンセイションだ・・大気中の水蒸気を集め水にする魔法だこれもイメージが重要だ」

  (水は土と同じく応用力がある系統だが・・どう転がるかな)

  「ーーーーコンデンセイション!!」

  水蒸気が収束液体となり、不純物のない透明に
透きとおった水が目の前を浮遊。

  「よっしゃあぁ!! 連続で成功とか天才だったりしてな! なんてなーー」

  ガッツポーズをしながら調子にのりはじめた。
 
  「次からが本番だクー・・メイジとして優秀の部類に入るのはトライアングルからだ、次はこのただの石に魔力を込めて錬金してみるんだ」

  (これが成功したらトライアングルか魔法を始めたばかりでのラインでも充分すごいが、即戦力にはならないーー)

  「なんか燃えるなそういうの! やってやるぜ!!」

  意気込み魔力を石に送ると光り輝き石が、
形を変えたこれは・・もしかしなくても
成功じゃねぇか! 金色だから金か!?

  (真鍮か・・トライアングル確定だな・・)

  内心でウェールズが評価する。

  「おめでとう・・成功したな見事な真鍮だクー」

  (短期間でこの成果は充分すぎる・・・・)

  「ちぇーー金じゃなかったか残念だ、まーーいっか・・最後はなんだ? さっさとやろうぜ!」

  少し残念で肩を竦めたが、
オレが魔法なんてものを使えてる時点で、
満足だしな!

  「最後は火で最後だ・・ファイアーボールと唱えながら空に目掛けて火の玉をだすイメージだ」

  (ーーーー成功でも失敗でも、たいした才能だが・・どうなる)

「いくぜぇぇ!! ファイアーボール!!ーーん? あれ?」

  失敗か・・・・仕方ないなこれから
訓練していくか!

  「ーーーークー気にすることはない、君はトライアングルメイジだ、訓練すればスクウェアだって夢じゃないさ! だが! その前に・・軽いコモンスペルや魔法も覚えてもらうぞ!」


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