暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos34日本語って難しいと思うby異世界組〜Interval 3〜
[7/13]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
変なところで終わった英文を訳す問題。なんかもう「はぁぁぁ・・・」溜息しか出て来ないわ。あたしが真っ先に溜息を漏らすと、なのは達も一斉に溜息を漏らした。そして30分が経って、「はい、そこまで。もう喋っても良いぞ」ってルシルが英語の小テストの終わりを告げた瞬間。
「「「メアリィィィーーーーーーーーーーッッ!!」」」
あたしとシャルとアリシアは叫んだ。それからあたし達は国語に社会の小テストを受けた。英語に比べればまともだったけど、ルシルがあたし達のプリントを回収し終えた時に浮かべた妙な笑みが気になった。
†††Sideアリサ⇒ルシリオン†††
俺を女装させた恨みを晴らすべく始めた小テスト。まずは英語で笑いを誘ってやった。国語と社会だが、まぁ、日本に住んでるはやて、なのはとアリサとすずかにとってはそう難しくなかっただろうな。問題は、異世界出身組であるフェイトとアリシアとシャル。ちょっと授業をしたくらいですぐに頭が良くなるわけでもなく。
(標的にするべきアリサ、アリシア、シャルの巻き込んでしまったフェイトには申し訳なかったな・・・)
心の内でフェイトに、そしてはやて、なのは、すずかに謝りつつ「採点が終わったぞ」応接室のソファでくつろいでいる彼女たちへ歩み寄る。そして「さて。これより、君たちの回答を解説していこうと思う」空間モニターを展開して、そこに先ほど受けさせた小テストのプリントを表示させるつもりだ。
「ちなみに、この解説中に笑ったらマイナス10点だ」
そう言うと、「やっぱあんた、優勝者を出すつもりがないのね!?」とアリサが噛み付いてきた。が、「人に解答に笑われるなんて嫌だろ? というか、君は笑うつもりなのか?」と返す。するとアリサは「いいわよ、笑わないし」そう言って若干膨れた。俺は採点中、いくつかの解答に吹き出しそうになったり、ツッコみを入れたくなったりした。俺でもそうだったんだから、きっと笑いに緩そうなアリサやシャル、アリシアは引っかかるだろう。
「まずは社会から。アリシア。まずは君の解答を見てもらおう」
「うえ!?・・・あー、うん」
「問:1549年、日本にキリスト教を布教しに来た人物を答えよ、という問題だが。アリシア、君はこの問いに対して何て答えた?」
「え?・・・えっと・・・、ちゃんと答えたよ?」
小首を傾げるアリシアに「では、見てみようか」と言って、モニターに彼女の解答プリントを表示させる。
「フランソワ・ザミエル。・・・って、誰?」
「「ぷふ・・・」」
「アリシア、アリサ。10点マイナス!」
書いた本人であるアリシア、そして笑わないと豪語していたアリサが小さくだが吹いた。容赦なくアウト宣言を伝えると、「あぅー」と目を><にするアリシアと、「しまっ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ