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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos34日本語って難しいと思うby異世界組〜Interval 3〜
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ゃ受ける君たちには面白くはないだろうから、総合得点で1位だった優勝者には褒美をあげよう」
ルシルがそう言った途端、「なんでもいいの!?」シャルが真っ先に食い付いた。興奮気味なシャルに「俺に出来ることであれば」なんて、調子に乗らせそうなほどの太っ腹な返答を言ってのけたルシル。
「よっしゃぁぁーーー! 言質、言質取ったからね!」
ヒャッホーって具合に小躍りしてるシャルを見て、「あの、ルシル君。本当に良いの?」すずかがボソッと訊ねると、「シャルちゃん、本気になったらまずいかもだよ?」なのはもそう確認した。フェイトも頷く事で賛同。はやては不安げにルシルを見詰めたまま。
「問題ないよ。・・・さてテスト中でのルールを設ける。1つ。念話などの魔法の使用を禁止。2つ。私語厳禁。3つ。カンニングしたら即アウトで、罰ゲームを受けてもらう。1つ目と2つ目のルールを破ったら、総合得点――1教科50点満点だから150点だな。そこから10点ずつ引いていく。総合得点が50点を切ったら・・・もれなく罰ゲームだ。全員が50点を切ってもアウト」
「結構大きいわね、マイナス10点って。でもま、仮にもテストなんだから私語をするつもりはないわ」
「カンニングはダメだよね。うん、判ってる!」
というわけであたし達は、あたしの部屋から応接室へ移動。あたしの部屋に留まる他のみんなにはテレビゲームや読書なんかで時間を潰すようにお願い。ヴィータなんかはテレビゲームに食いついていたわね。今度、ハードとソフトを貸してあげよう。
応接室に着くと、あたし達はカンニングをしないように部屋の四方八方に分かれて、雑誌を積んで作った簡易机の前にスタンバイ。そしてルシルがまず1枚目のプリントをあたし達に配って、「制限時間は30分。用意・・・始め!」時間制限を設けてから開始の合図をした。ペラッと捲ると、英文が視界に入った。最初は英語ってわけね。
(上等じゃない。全テスト満点を取って、取って・・・。ルシルに何をさせようかしら・・・?)
優勝者特権のルシルへのお願いを考える。なんていうか、どうもあたしはルシルを女装させて遊びたい気持ちがあるのよね。これからもちょくちょくルシルで遊ばせてもらおうかしら。そんなイタズラ心に若干の戸惑い、そして高揚を抱きながら問題を解いていく。
(お? 今度は英文を訳すのね)
英単語や英文作成をサクサク済ませた後、そんな問題があたしを待ち構えていた。でも楽勝よね、きっと。
問:以下の英文を訳せ
Mary:Who are you ?
Nancy:I am your mother.
Mary:Oh, really ?
メアリー:あなたは誰ですか?
ナンシー:私はあなたの母です。
メアリー:えぇ〜、本当に?
(ち
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