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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos34日本語って難しいと思うby異世界組〜Interval 3〜
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祥小に通う事になってるはやてが「アリサちゃん。どうゆうもんか見せてもらってもええかな?」ってデスクに置かれた宿題を指さした。もちろん「いいわよ」って頷いたあたしは、すでに終えてた算数ドリルをはやてに手渡した。はやて「おおきに」そう受け取って、ペラペラと捲ってく。
(そう言えばはやてって、ルシルに勉強を教わってたんだっけ。だったらこれくらい簡単なはずよね)
魔導師になって判ったことだけど、魔法の構築や制御はまんま理数系の習得・理解・応用力に懸かってくる。だから今のあたし達は理数系で言えば小学生レベルをとっくに超越してる。だから「なるほど。うん。これくらいなら解るわ」はやても嬉しそうに頷いた。
「ルシル。はやての今の学力ってどんくらいなの?」
「理数系で言えば高校卒業レベルで、算数というよりは数学を学んでもらった。文系は中学二年レベルかな。夜天の書をはやての家で見つけた時、はやても魔法の使い手になると踏んで、理数系に力を入れて教えた」
「おおきにな、ルシル君。ルシル君のおかげや♪」
「どういたしまして、はやて。はやてが弱音も吐かず、俺の授業について来てくれたおかげだよ」
笑顔で見つめ合う2人に「はい、ごちそうさま」あたしは手を合わせた。とここで、「ねえ、ルシル。わたしにも勉強を教えてよ」シャルがそう言って挙手(若干膨れっ面だったのは言うまでもないわね)。すると「あ、わたしも!」アリシアまで手を挙げてそんなことを言いだし始めた。異世界組にとって一番の苦手科目は国語みたいで、フェイトもアリシアも、そしてドリルを見たシャルも「ムズっ!」国語がダメみたいだわ。
「まぁ、構わないが。とは言え、君たちが苦手なのは国語だけだろ? あれは復習を繰り返して覚えるしかないぞ。反復学習だ」
とは言いつつ、ルシルはちゃんとあたし達の教科書を使って、フェイトとアリシア、シャルに国語・社会の授業を行った。正直、学校で習うより解り易かったわ。ルシルって先生になると大成しそう。みんなでルシルの授業を受けて、その後は「さぁ。簡単な小テストだ」そう言ってルシルは、「我が手に携えしは確かなる幻想」そう詠唱。その手に現れたのはあたし、なのは、すずか、フェイト、アリシア、はやて、6人分のプリント。
「国語と英語と社会の小テストプリントだ」
自慢げに言うルシルに「それ、ルシル君が作ったの?」なのはがそう訊くと、「とある高校入試問題のレベルを下げたモノだ」なんて言い出した。どっからそんなモンを持ってきたのかって気になったから、「どうしたの、それ?」って訊いてみた。そしたら「企業秘密だ」なんて誤魔化してきた。
「さて。これからはやて、なのは、アリサ、すずか、フェイト、アリシアに、俺が用意した小テストを受けてもらう。ただ受けてもらっただけじ
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