暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS〜破滅大戦〜
1st
邂逅篇
第1話『黒崎一護』
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色の長髪に、顔の上半分を隠す鉄製と思われる銀色の仮面を着けた男が目に入った。
「何だよ、いきなり!! てめぇ‥‥
何者
(
なにもん
)
だ!!」
「フン、つまらん問いだ。お前の敵だよ‥‥!!」
「ぐっ!?」
男は力を籠め、自身の刀を受け止める斬月を、それを持っている一護ごと弾き飛ばした。
そして、刀を天に突き上げると、男の周囲に風が吹き始めた。
「な、なんだ‥‥!?」
一護は驚愕した。
今の状況にではなく、男から感じるチカラに‥‥。
「(なんだよ、コレ‥‥霊圧か? いや、俺の知ってる霊圧じゃねェ‥‥。こいつはまるで‥‥
霊
(
・
)
圧
(
・
)
に
(
・
)
何
(
・
)
か
(
・
)
別
(
・
)
の
(
・
)
チ
(
・
)
カ
(
・
)
ラ
(
・
)
が
(
・
)
混
(
・
)
ざ
(
・
)
っ
(
・
)
て
(
・
)
る
(
・
)
よ
(
・
)
う
(
・
)
な
(
・
)
‥‥っ!!!)」
そう感じた一護だったが、その別のチカラ≠ェ何なのか、まったくわからなかった。
死神のチカラ、虚のチカラ、
滅却師
(
クインシー
)
のチカラ、バウントのチカラ、
破面
(
アランカル
)
のチカラ、
仮面の軍勢
(
ヴァイザード
)
のチカラ、刀獣のチカラ、崩玉のチカラ、霊骸のチカラ、
完現術
(
フルブリング
)
のチカラ‥‥。
自分が知っている限りのチカラを思い出すが、そのどれにも該当しない謎のチカラを、眼前の男は有していた。
「さて、小手調べと行こうか」
「──クソッ!!」
考えを巡らせる一護だったが、男の言葉で我に返り、迎撃のために斬月を構える。
「吹き────」
男が何かを呟こうとしたその時、異変が起こった。
「────っ!? 何だ!!?」
突如、一護の足元に謎の陣のような物が現れ、それが発光を始めたのだ。
「ぐっ! ぅぉぉおおオオオ!!!」
光は次第に強さを増し、同時に一護は叫ぶ。
そして、
シュゥゥゥゥゥ‥‥
「‥‥何?」
光が収まると、そこに一護の姿は無かった。
男は辺りを見渡す。
「チッ‥‥」
一護が消えた事を認識した男は、チカラを抑え、腰に携えていた鞘に刀を納める。
そこへ、
「何をしている」
「ん?」
全身を白装束で包んだ白髪の男が現れ、一護を襲った男に話しかけた。
「独断専行を許可した覚えは無いぞ」
「妙なことを言う。許可を取らんから独断専行と言うんだろう?」
「‥‥‥‥‥」
反論する萌葱色の髪の男に対し、白髪の男は無言の圧を掛ける。
「‥‥フン、別に何も企んではいない。俺が斬る相手はどんな奴なのか‥‥少々興味があっただけだ」
「‥‥ともかく戻れ。今は未だ早い」
「ああ」
話し終わった2人の足元に、一護が消えた原因
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