暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS〜破滅大戦〜
Prologue
[1]
後書き
[2]
次話
『予言』と『預言』────
よく同じ言葉と捉えがちだが、表面的な意味は同義であっても、根本的な意味においては違いがある。
それを簡単に説明しよう。
前者は主に『未来の物事を推測して言うこと』を指し、後者は主に『啓示宗教において神託を人々に伝えること』を指す言葉らしい。
手元にある適当な辞書を開けば、そういった説明文がきっと書かれていることだろう。
他の言葉を当てはめれば、前者は『予知』、後者は『神のお告げ』と言ったところか‥‥。
だが最初にも説明したとおり、まったく違う言葉とも一概に言い切ることはできない。
例えば、前者の『予言』は意味どおり未来≠予測するモノであり、後者の『預言』は神から未来≠フ出来事に対する知らせや警告を受けるモノである。
至極一目瞭然である。
ザックリと説明したとおり、ともに未来≠ノ関係している言葉なのだ。
人々は未来≠ノ光を求め、未来≠フ闇に恐怖する。
故に、世界にはこういった『予言』や『預言』がありふれている。
小さなモノでは商店街やショッピングモールの一角などにある水晶占いやタロット占い、最近では手相なんかも有名だ。
他にもテレビ番組や雑誌などで紹介されている星占いに動物占い、物占いなどなど、例を挙げればキリが無い。
大きなモノもそうだ。
16世紀頃の『ノストラダムスの予言詩』、近年の『マヤ文明の暦』などの有名どころはもちろん、他にも様々な種類がある。
ネットの電源を立ち上げてサーチエンジンで検索をかければ、大小含めその量はまるで計り知れない。
それほど『予言』や『預言』は、人々にとって遥か太古よりとても身近なモノなのである。
そしてそれは、次元を超えても同じこと‥‥。
とある世界に、1つの『予言』がある────
『破滅胎動せし時、法の塔の下、魂の番人、竜の輩、大空の主集いて、大いなる戦の火蓋が切られる。古の牢より邪は解き放たれ、暗黒の剣は希望を斬り裂く。破滅降臨し、滅びの光が空を覆う時、世界は脆くも崩れ去る』
予言は単純に事実が記されていることもあれば、時に複雑怪奇な暗号で記されている場合もある。
この予言は後者だ。
魂の番人=A竜の輩=A大空の主≠ニは、一体何を意味しているのか‥‥?
そして世界を崩壊へと導く破滅≠ニは、一体何を指し示すのか‥‥?
この予言が持つ真なる意味は、誰にもわからない‥‥。
来
(
きた
)
るべきその時まで誰にも‥‥。
斯くて運命は廻りだす────
─ To Be Continued ─
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