第百七十六話 手取川の合戦その三
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も読んでいたこと」
「権六と牛助に言うのじゃ」
柴田と佐久間、織田家の武の二枚看板にだというのだ。
「上杉謙信の来るところに戦力を集中させよとな」
「わかりました、それでは」
傍にいた万見が応える、そしてだった。
すぐに柴田と佐久間に信長の言葉が伝えられる、それを受けてだった。
二人は実際に軍をこ謙信がいるところに集結させた、そのうえで。
謙信に備える、二人は共に謙信を前にして自分達が率いる将兵達に言った。
「よいか、撃て」
「鉄砲も弓矢も撃って撃って撃ちまくるのじゃ」
そうしてだというのだ。
「向かうのではなくじゃ」
「撃つのじゃ」
「そうせよ、よいな」
「謙信公が来ても怯むことはない」
そうだというのだ。
「ではな」
「撃つのじゃ」
こう命じるのだった。
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