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悪の貴公子 ゾロアーク!!
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じゃがナイトバースト!」
「ゾロォオオオオオオク!!!!」

呪われた騎士の如き、高ぶりきった雄たけびを上げ拳を地面へと振り下ろしそこから円形状に広がるような真っ黒なエネルギー波を放出していく。それはマジカルリーフを消し炭にしながらジャローダを襲う。

「負けるな!エナジーボール!」

にエネルギーを集めて、収束させ緑色の球体を作り出しそれをゾロアーク目掛けて発射する、それは直撃し爆発する。そこから身体を黒くしながらも少しフラフラしているゾロアークが飛び出してくる。それをみてニヤリと笑う。

「決めるぞ!ソーラービーム発射用意!」
「ジャ!」

身体を伸ばしながら日差しが入り込んでくる場所に移動し光を吸収してチャージを行う。

「させるな!最大パワーであくのはどう!!」
「ゾロォオオオ!!」

ゾロアークはまるで太極拳のような動きをしながら両手にエネルギーを収束させ、それが一番に高まったときを狙って両手を合わせて威力を爆発的に上昇させてそれを放った。凄まじい勢いで迫り来るあくのはどう、チャージは終わっているがギリギリまでそれを待っている。今撃っても確実に押し戻されるだけ、だったらギリギリのギリギリまでチャージして全力の一撃にかけるつもりなのだ。そして、ジャローダの身体が限界まで光を吸収して太陽のように輝いた!!

「ソーラービーム発射!!」
「ジャァアアアロオオオオ!!!!!!」

蓄えられた光エネルギーは絶大な破壊力を伴ったソーラービームとなり、ギリギリまで迫っていたあくのはどうへとぶつかった。その衝撃で地面は抉れて行く、ゾロアークも足を地面にめり込ませながら必死に技を繰り出し続ける。パワーバランスは互角と思われたとき、あくのはどうがソーラービームを押し始めた。徐々に衝撃でジャローダもダメージを喰らい始めている、このままではまずい。だがユウヤは笑っていた。

「これを待ってたんだよ!ジャローダ、お前の全てを俺に見せてみろ!!!」
「ジャァァァァ………ロァァァァァアアアアアアアダッッッ!!!!!!!!!!」

ジャローダの叫びとともにソーラービームの威力が急上昇し、一気に収束していくあくのはどうの中心の穿つが如く打ち破り、そのままゾロアークを飲み込みへと打ち付けた。

「ゾ、ゾロアーク!?」
「ゾ、ゾロォ………」
「ゾロアーク、戦闘不能!ジャローダの勝ち!!よって勝者、チャレンジャーユウヤ!!!!」
「よっしゃぁああ!!良いぞぉ〜ジャローダ!!」
「ジャンロォン♪」

ユウヤに抱きつかれたジャローダは顔を真っ赤にしながら顔をユウヤの顔へと擦りつける。レイズはゾロアークに労いの言葉をかけながらユウヤに歩み寄る。

「やれやれまさかゾロアークまで負けるとは、お主中々じゃな」
「ありがと」
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