マクロスF
0729話
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「で、ある意味これが本題だが……アンノウンについてはどうなった? 今まで散々俺達の前に立ち塞がってきたブレラ・スターンとか名乗ってた奴。本人はあの戦闘が俺達との初対面だと言ってるが……そもそも、ガリア4でも俺に対して敵対行動を取っている。その辺は俺の機体の映像データにも残されていたんだろう?」
俺の映像データについては既に見ているのだろう。ジェフリーもオズマも微かにだが眉を顰め、やがてオズマが口を開く。
「キャシー経由で聞いたが、どうやら政府としては追及しない方針らしい」
「……本気か? あそこまで俺に対して、延いてはフロンティア船団に敵対してきたんだぞ?」
「ああ、分かってるよ。俺だって何度か直接この目で見てるんだからな。だが、それでも俺達はPMCである以上、雇い主の方針には逆らえない」
「高度な政治的判断というものだろうな」
悔しそうに呟くオズマの言葉を聞き、ジェフリーがそう告げる。
……高度な政治的判断ねぇ。グラス大統領か? あるは、これもキノコの策動か。
だが……いや、ここで疑念は口に出しておいた方がいいか。後でこの件が知られて騒ぎになって混乱して、そこを突かれた……なんてことになったら最悪だしな。
「ガリア4で起きたテムジンの反乱、俺はこれを後ろで操っていた奴がいると思っている」
「何?」
オズマとジェフリーの視線が俺へと集まる。
まぁ、つい数秒前まで高度な政治的判断云々と言っていたのだから、ある意味当然なのかもしれないが。
そこで、俺は反乱時に俺が行動を起こすのを知っていたかのようなテムジンの反応、反乱が起こされた後に素早くギャラクシーネットに声明が出されたのとテムジンの性格、運び出された反応弾、マクロス級の中にあったコンピュータの情報が全て消えていた事、その割にはバジュラの標本が普通に残っていた事、といった風にグレイスが黒幕であると考えた根拠を述べていく。
「勿論今言ったのは全てが状況証拠であり、明確な証拠の類は無い。だが、それでもここまでの状況は全てがグレイスが犯人であると告げている」
そして、何よりも俺の念動力がグレイスを怪しいと告げているのだ。
さすがに念動力に関しては教えられないけどな。少なくても、今はまだ。
せめて、ガリア4にゲートを設置出来ていてホワイトスターと繋がれば話は別だったんだろうが。さすがに後ろ盾のない状況で俺の特異性を知られるのは色々と困る。
……まぁ、ガリア4にゲートを設置していれば、あのフォールド断層でゲートは消滅していたんだろうけど。
「グレイス・オコナーか。……確かにアクセル少尉の話を聞いている限りでは怪しい動きが目立つようだな。決定的な証拠は残していないようだが」
「艦長。そのグレイス・オコナーという人物、少し調べ
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