第3話 検証
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とにより、一般人クラスにまで落としている。
だから、車に轢かれれば大怪我をするし、100メートルを走るのにも10秒以上かかるし、滝登りなんてできやしない。
氣を操ることによってようやく、普通の人間のスペックにまで落とすことが出来たのだ。
ただ、それは氣を減らしているわけだから長く使用はできないのが難点だった。
氣は万物に宿るもの。
氣を減らせば生命力は低下し、やがて死に至る。
それは結弦も例外ではない。
よって結弦は氣を減らしていられる時間を一日30分までと決めた。
ただし、極力使わないようにとも。
まだ体の出来上がっていない結弦だ。
生命力を減らしてしまえば今後の成長に影響を及ぼし、不自由な身体になってしまうかもしれないからだ。
だから、あと10分だけ動物たちと戯れ、そしてさよならをしよう。
結弦は動物たちを焚き火のそばまで招き、10分間だけモフモフしたのだった。
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