第七十六話 Inami Temple
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とするタートロイド。
壁に伝って回避したルインは凄まじい振動で壁から振り落とされた。
仰向けに倒れた彼女にタートロイドの巨体が迫る。
ルイン「(私…死ぬの……?)」
絶望が胸を過ぎるが、エックスやアイリス、ルナやエイリア、そしてゼロの顔が脳裏を過ぎる。
濡れ衣を着せられた彼のために自分は負けられないのだ。
ルイン「私は…私は…あなた達には負けないッ!!!!」
絶叫がセイバーを作動させたのか…。
チャージセイバーの一撃がタートロイドに見舞われた。
チャージセイバーを受けたタートロイドは身体を硬直させ、弁慶の立ち往生よろしく仁王立ちして、その後ズウン…という音を立てて倒れた。
ルイン「タートロイド……」
タートロイドはルインの呟きに微笑むと機能停止した。
こうしてイナミテンプルのナイトメアはタートロイドの死を持って停止したのだ。
〜おまけ・彼氏彼女の趣味〜
時間軸はX4後、エックスとルインが交際して間もない。
ルイン「〜♪」
ルインは裁縫セットを取り出すと縫いぐるみを作り始めた。
ルインは人形作りが趣味であり、度々縫いぐるみを作っている。
ルインのデスクの脇にある棚には最初の大戦の時のエックス(右からファーストアーマー、セカンドアーマー、サードアーマーの順)、ルイン(ZX、HX、FX、LX、PXアーマーの順)、ゼロ(X1とそれ以後の順)の掌サイズの縫いぐるみが置かれていた。
全て、エックス達の特徴を上手くデフォルメされている。
今回作るのはフォースアーマーとアルティメットアーマーのエックスの縫いぐるみと、ブラックゼロ、OXアーマーのルインの縫いぐるみである。
ルイン「ふふ…可愛い…」
エックスの縫いぐるみを見遣りながら棚に置くと、ふとエックスが使っている棚に目がいく。
棚の一部を調べると何故かスイッチがあった。
好奇心には勝てず、ルインはスイッチを押すと棚がスライドし、隠し扉が現れた。
ルイン「エックス…隊長権限で何を作らせてるの…?」
隠し扉を開け、中に入るとそこは小さな空間だった。
壁全体が棚で埋め尽くされ、棚にはフィギュアがズラリと並んでいる。
ルイン「……何なの、この部屋は………?」
いけないものを見てしまったような気がしたところに、エックスの声。
エックス「ルイン、何をして……うわああああああ!!!?」
ルイン「きゃ!!?」
急いでルイ
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