第五話 転校生
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ら…?』
「ドンカラス、辻斬り。」
ドスが利いた声でドンカラスに指示を出した。
『わわっと、はいよ!可哀想だが…辻斬り!』
猛スピードでミミロップに近づくがぴょんぴょんと跳ねて間をとられてしまう。
「くっ…こうなったら空を飛んで間を取るんだ。」
ドンカラスは空を飛び間をとった。
この高さならジャンプ力のあるミミロップでも届かないでろあろう。
「ミミロップ、飛び跳ねる!」
ミミロップが飛び跳ねるとドンカラスの上に乗った。
目にも止まらないスピードでドンカラスの上に乗ったのだ。
「なっ、…ドンカラス、振り落せ!」
「ミミロップ、雷パンチ!」
この隙にミミロップは雷パンチを撃ち続けた。
振り落そうにも雷パンチで振り落す力もない。
「くっ、戻れドンカラス!」
ドンカラスを戻すとミミロップは華麗に着地した。
「あのツヴァイが苦戦してるぞ。」
「信じられない。」
観戦している生徒達が大騒ぎだ。
彼女が苦戦しているのを見るのは親族相手以外初めてであろう。
「グレイシア、頼んだ!」
エースであるグレイシアを出した。
ここでリザードンに変えられてしまったら不利になるがドンカラスはリザードン戦まで持ちこたえないと厳しい相手になるだろうと思い、交代した。
「でも光の壁の効果は続いてる。ミミロップ、炎のパンチだ!」
「知っているさ…だが!グレイシア、水の波導!」
グレイシアは水の波導を放ち炎のパンチの炎を打ち消した。
「ミミロップ、恩返し!」
ぴょんぴょんと飛び跳ね、恩返しを食らわせた。
「グレイシア、吹雪!」
恩返しを食らったかと思うとゼロ距離から吹雪を発射した。
カチコチと凍っていき、手足が凍ってしまった。
「くっ…光の壁を張っておきながらこの威力…時期に光の壁の効果も…。」
「氷の礫!」
休ませず氷の礫を放ち、ミミロップを追いやって行く。
凍り状態でこそないが手足が凍りつき、半ば凍り状態だ。
「くっ、戻れミミロップ!」
ミミロップをボールに戻し、次のポケモンを迷うようにボールに触れていた。
ツヴァイは来るのか、リザードン…と交代の準備をしていた。
「エーフィもう一度!」
次に出たのはエーフィだ。
もう一度守りを固めるつもりだろうか。
「エーフィ、光の壁。」
やはり守りを固めていくつもりか、光の壁を張った。
「そのままいけ、サイコキネシス!」
サイコキネシスにグレイシアは締め付けられた。
「グレイシア!…そうだ、それでいい。」
「…?」
サイコキネシスの締め付けが終わった途端、激しい光がエーフィを襲う。
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