第五話 転校生
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ケモントレーナーという職業も多い。
それ故か、多少バトルができないと職業に就く場合でも不利になることもあるため現在はカントーはバトルの設備が整っている。ジョウト、ホウエン、シンオウも都会では整備が整っている。
「じゃあ、始めようか。」
「うん。」
ツヴァイは奥の方へ行ってスタンバイをした。
戦闘方式はオードソックスに三対三。
そして、先手に出すポケモンを考えていた。
ジトリンは自分がフローゼルとサーナイト使いであることを知っている。
ジトリンのポケモンはリザードン。先鋒役のフローゼルには相性がいいがエースをいきなり出すとは考えにくい。
そう考え、先鋒を決めた。
「行くよ、サーナイト!」
「出番だ、エーフィ。」
エスパータイプの二匹が繰り出された。
「ふぅん、エスパータイプ同士か…面白い。サーナイト、シャドーボール。」
「こっちもシャドーボール!」
サーナイトがシャドーボールを放ち、エーフィもシャドーボールを放った。
シャドーボールが相殺され爆発が起きた。
「サーナイト、十万ボルト!」
「エーフィ、光の壁!」
爆風に紛れて追撃しようとしたところ、光の壁を張られた。
「くっ…。」
十万ボルトを食らったエーフィだったが光の壁で威力が半減され、ピンピンしていた。
「くっ…光の壁が使えるのか。だが十万ボルト!」
エーフィに十万ボルトを再び浴びせた。
だが、やはりあまりダメージはない。
麻痺でもさせたかったがこれでは埒が明かない、
「サーナイト戻ってくれ。」
サーナイトをボールに戻した。
「光の壁は特殊技を半減する。だったら物理系かつ相性のいいポケモンは…この子しかいない、ドンカラス、出番だ!」
「ドンカラーーーーースッ!」
元気に登場した。
やる気満々だ。
『ん?おやおや?かわいい子じゃないか。お嬢さん、バトルなど野蛮な行為はやめて私と一緒にデートでも。』
『はい?』
エーフィにナンパするドンカラス。
「おい、ドンカラス…。」
ジーッとツヴァイが睨み付けていた。
『おっとと…仕方ない。私も漢だ。バトルは紳士にやらなければ。』
「ごめんね、変な鳥で。」
「いや…。」
「と、とりあえず…戻れエーフィ。」
『なあああああ!?エーフィちゃーん!!』
エーフィは戻されてしまった。
「行くよ、ミミロップ!」
男としては珍しいミミロップだ。
ぴょんぴょんと飛び跳ねている。
『ふぉぉ、まーたかわいい娘じゃねぇか…。』
そうやってドンカラスが浮かれていると後ろからとてつもない視線を感じた。
『あ
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