マクロスF
0727話
[2/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ア政府がきちんと対応する準備をしていたのは分かった。反応弾の使用許可も出してくれるというのならありがたい。
もっとも、反応弾の大きさやその威力の大きさも考えると、使いどころが難しいのは事実なんだけどな。
そんな風に考えながら、マクロス・クォーターへと帰還する。
俺の他にも既にオズマとルカの機体は既に戻って来ているが……
「ミハエルとアルトがいないな?」
『あの2人なら少し遅れるみたいです。アルト先輩がちょっと敵陣に突っ込み過ぎたらしくて、ミシェル先輩はそのフォローを』
ミサイルの補給やVFの機体程もある反応弾の取り付け作業を整備員にやって貰いながら呟くと、ルカからの通信が入ってくる。
「……まぁ、アルトならそれもしょうがないか」
『そうなんですよね。ミシェル先輩もアルト先輩のフォローで色々と忙しかったみたいですし。もっとも、その分かなりバジュラを撃墜したみたいですけど』
『お前等、さっきのクォーターからの命令を聞いていたな? 俺達は反応弾を装備したら、背後に転移してきたバジュラ達に向かう事になった』
「……だろうな」
反応弾を使う以上、フロンティア船団の前方で行われているような混戦では使いにくい。バジュラとぶつかる前に先制攻撃的に反応弾を撃つのがベストなのだ。
「了解した。もっとも、反応弾なんかを装備していたら重くて機体の機動性が色々と不味いからな。とっととぶっ放せるのは助かるよ」
そんな風に呟いたその時、丁度アルトのVF-25FとミハエルのVF-25Gが格納庫へと入ってくる。
『遅いぞお前等! とっとと補給と反応弾の装備を済ませろ!』
『はい!』
アルトとミハエルの返事が重なり、早速とばかりに反応弾の装備とミサイルの補給が開始される。
こうして見る限りだと、アルトの機体はアーマードパック装備なんだな。トルネードパック程じゃないにしても、アーマードパックもかなり高価だってのに。この辺もL.A.Iが以前よりも金持ちになってきている影響か?
まぁ、トルネードパックよりも高価なフォールドパックをS.M.S限定とは言っても量産出来るんだから、ある意味では当然なのか。
『守る……あいつの歌の為にも、フロンティア船団は絶対に守ってみせる!』
『おーおー、熱く燃えてるねぇ。アルトの熱でバジュラが燃え尽きないといいけど』
『おいこら、ミシェル。お前な!』
そんな風に言い争いをしているアルトだが……あいつの歌ってのは恐らくランカの事なんだろう。
会話をしている間にもミサイルの補充や反応弾の搭載は完了する。
それを確認したオズマが、その場にいるスカル小隊へと通信を入れてきた。
『よし、全機準備はいいな? 敵は俺達の背後を取ったと思った瞬間にバトル・フロンティア
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ